先日のことですが、カットをしましたので
トレードマーク?のパーマもかけてみましたyamaBです。
almaで行っているパーマ
「ウェーブギャップの小さいパーマ」は
で、実際に雰囲気を見ていただきましたので
「ウェーブギャップの大きいパーマ」の方を
タイミングがちょうど良かったので紹介しておきます。笑
といっても、かけ終わりですが・・・
画像、暗いですね・・・
パーマかけて、アルカリを除去し、
DO-Sシャントリした後でございます。
クシャクシャですよね。
水に濡れているからです。
補足、普通のパーマでの注意点ですが、
1つめ
世間一般的な美容室では
パーマ1剤を使用し、
カールがかかった後のパーマ2剤の前に、
俗に「酸リンス」と呼ばれる薬剤をつけることがあります。
こちらpHが酸性なので、パーマ剤のpHアルカリを抑え、
パーマ1剤の反応を止める、という役割なのですが・・・
あくまでも1時的にpHを下げるだけのものであり、
「除去剤」ではありません・・・。
実はあとでまた、アルカリに戻る薬剤がほとんどです・・・
更に急激に酸性にすることで、パーマ1剤によって
毛髪内部にて起こっていた化学反応を無理やりとめてしまい、
反応によって発生した異物が
そのまま髪の中に残ってしまいます。
これがダメージの原因だったり、ダレる原因だったり、
質感の悪さの原因になります。
更に極端にpHが2〜3と酸性過ぎるため、
髪に収斂作用を起こします。
結果、パーマ2剤の浸透・反応までも
悪くする可能性が高いのです。
2剤の反応が悪い場合、高確率でパーマは失敗します。
ダメージだけが、残ります・・・
自店での酸リンスのpHや酸度を、把握している美容師さんが
理解した上で行っているならば良いのですが、
残念ながら、大半の美容室では安物を水で薄めているだけで
「酸度」という言葉すら知らないのが現状です。
「酸度」って何ですか?って聞いてみるといいです。
ほとんど「え?」ってなります。笑
2つめ
一般的なサロンでは「酸リンス」の後に、
同じパーマ2剤を2回使用します。
こちらも、もっと慎重に行わないと
未反応な薬剤との化学反応や、髪の形を固定するための
シスチンの再結合を中途半端にしてしまう可能性があります。
これもまたダメージ、ダレ、質感の悪さを招きます。
almaでは酸リンスは使用しないし、2剤も使い分ける様にしています。
アルカリ除去剤が別にちゃんとあるので。
エアウェーブ同様、
普通のパーマも、もう常識が変わってきています。
美容師の仕事は、化学です。
どんどん進化発展するものです。
勉強って、大事ですね。
話を戻して雑にドライ後です。
ちょいコツです。
あまりの丸さに驚きを隠せません(B)
冗談はさておき、
乾かすとこんなに伸びるという事。
そして伸びても、完全に落ちる訳ではなく
パーマ特有のふんわり感が出ます。
カール感ではなく、
あくまでもボリュームや丸み、内巻きの欲しい女性には、
やはり適していますよね◎
水分とワックスやムースで軽くスタイリングしたバージョンです。
ゆるめですね。
更にしっかりスタイリングバージョン
スタイリング次第で、自分の気分や好みで
カールの強弱を調整しやすいのはメリットです。
男性のパーマや、ショートスタイルには
とても便利ですね。
あまりスタイリングしたくない場合、
もっと楽にしたい場合や、
ミディアム、ロングスタイルだと、
カール出すのが難しいと思いますので、
そういう場合はウェーブギャップの少ないパーマの方が
メリットはあると思います。
どちらであっても、
ダメージを最低限に抑える用意はございます。
ウェーブギャップ大きい・小さい
どちらにもメリット・デメリットがありますので、
ご相談の上、
ライフサイクルに合わせたパーマをお選び頂ければと思います^^
でも傷むけどね!笑
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