馬鹿正直な美容師が
1人はおってもよかろうもん。
千葉は新検見川で美容室を営む九州男児です。
(都合の悪いことまで)何でも「ぶっちゃけ」ていきます。
正しい情報を知り、
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昨日の記事を読んで
「どこが嘘だったのか分かんねーよ」
って思われてるかなぁ、と思ったyamaBです。
デジタルパーマに関しては、
古い記事で書いてあるんですが
・・・いつのどの記事だろう。笑
ということで少々書いておこうと思います。
お客様は詳細を覚える必要はないんですが、
まぁ意味は知っておいて損はないです(騙されずに済むんで)
パーマに限らず、美容施術は「化学反応」なので
雰囲気やイメージの良さなどで
ダメージが減ったりはしません。笑
施術には絶対に「理由」があります。
そして髪は施術で「やったように」しかなりません。
結果は髪質次第で個人差は出ますけど。
昨日、嘘だと断じたデジタルパーマは、
「新薬剤、弱酸性、低温、短時間、
で、トリートメント成分もたっぷり
手順は、シャンプー後に1剤つけてパーマを巻く、
低温40とか50度で加温10分程度して乾燥させない、
そのまま2剤つけて10分で終了」
という内容でした。
だから従来のパーマより
ダメージを90%削減することに成功した
と言い切りやがったワケです。笑
根拠ないのに言い切ってるから訴えたら勝てるよ。笑
じゃどう根拠がなくて嘘で詐欺なのか
を、簡単に解説していきます。
分かりやすく箇条書きすると・・
シャンプー → 1剤(還元剤)塗布
→ そのままパーマを巻く
→ デジタルパーマ低温で加温10分ほど、乾燥しない
→ そのまま2剤(酸化剤)を塗布 → 10分で流し終了
という流れだそうです。
で、昔ながらの「普通のパーマ」の手順が・・
シャンプー → パーマを巻く
→ そのまま1剤(還元剤)塗布
→ 放置15分か加温機で10分ほど加温、乾燥しない
→ そのまま2剤(酸化剤)を塗布 → 5分2回で流し終了
「パーマを巻く → そのまま1剤(還元剤)塗布」
の順番も「1剤(還元剤)塗布 → そのままパーマを巻く」
でも可能で、これを「つけ巻き」と呼びます。
ほら、全く一緒でしょ(B)笑
髪に対するアプローチ「やってること」が全く一緒なら
化学反応も一緒だし、髪の変化も一緒なので、
かかるパーマも全く一緒です。
つまり、昨日のこのデジタルパーマは
デジタルパーマの機械で温めただけの
「普通のパーマ」ってことです。笑
そもそも、
髪を「乾燥させてない」、終始「濡れたまま」
という点が、普通のパーマの特徴であり動かぬ証拠。
「乾燥させる」というプロセスを足すことで
パーマのかかり具合、仕上がりが変わります。
そのための「デジタルパーマ」なんですよ。笑
ちなみにデジタルパーマの手順ですが
シャンプー → 1剤(還元剤)塗布 → 少し放置
→ 一旦薬剤を流す → パーマを巻く
→ デジタルパーマで「乾燥するまで」加温2、30分
→ そのまま2剤(酸化剤)を塗布 → 5分10分で流し終了
という内容です。
分かりますかね、少し違いますよね。
やっぱ「乾燥」なんですよ。
「乾燥」させるからパーマの質が変わり意味があるんです。
その「乾燥」を効率良く行うために
一旦、薬剤は流さないといけないし、
乾燥するまで待つから「時間」が長めにかかるんです。
で、長めに時間がかかるから、
普通のパーマよりも料金が高くなります。
もちろんパーマの威力も上がります。
と、いうことで昨日の話ですが、
乾燥させない普通のパーマの時間と仕上がりで
デジタルパーマの料金を取るのはアホってことです(B)笑
ご理解いただけたでしょうか?笑
では続きまして、じゃあ普通のパーマだっとしても、
「ダメージを90%削減できるなら良いんじゃない?」
と思う方もいるでしょうから否定しておきます。笑
正しく化学反応させている前提で、ですが
ダメージさせた分しかパーマはかかりません(B)
普通のパーマかかったら普通にダメージしてます。
本当に90%もダメージを削減していたら、
そもそもパーマは、かかりません(B)
ので、嘘なんです。笑
1つずつ見てみましょうか。
・まず「新薬剤」というのは、
作った人が好きに名前つけて登録し
新しく販売すれば新薬剤です。笑
何か世界的な大発見や大発明があるわけじゃない。
2剤のことを「酸化」と記載してあったので、
1剤は間違いなく「還元剤」です。
で、パーマってのは昔からずっと「還元剤」です。笑
パーマ = 「還元剤」です。とても「普通のこと」
だから新薬剤と言っていますが、
今まで通りの普通の薬剤です。
だから意味ない。
・続いて「弱酸性」について、pHですね。
髪も弱酸性、だから傷まない
と、言いたいらしい・・・
pHは確かにパーマの威力を左右します、が
上記した通りパーマをかけているのは「還元剤」です。
「配合」バランスを変えればいいだけです。笑
・「低温」こちらもpHと同様で
低いほど化学反応は弱くなります、が、
だからパーマをかけているのは「還元剤」です。
当店で「普通のパーマ」をかける際は、
加温すらしていませんが、ちゃんとかかります。
低温でも「加温してる」んで、かかるのは当たり前。笑
だから意味ない。
・「短時間」これも一緒ですねー。
時間が短いほど、威力が弱くなるのは確かですが、
そもそも言うほど早くない、というか普通です。笑
やってることは乾燥させない「普通のパーマ」なので
ちゃんと「乾燥」させる正しいデジタルパーマと比べれば、
早いのは当たり前なんです(B)
だから意味ない。
・「トリートメント成分たっぷり」 邪魔。
薬剤に混ぜてるので、薬剤の濃度を薄くするし、
髪への浸透や化学反応も阻害するので、ただただ、邪魔。
邪魔なのに、でも普通のパーマはかかってるわけ。
ということは、薄まって丁度いい強い薬剤ってこと。笑
だから意味ない。
はい、ということでー
pHが低いしか低ダメージ要素ないんですが。笑
これは「還元剤」の種類を変え、
濃度を濃くすることで
薬剤の威力を強くすることが出来るので
パーマかかるし、ちゃんとダメージします。
酸性、中世、アルカリ性、どれもパーマ剤に変わりなし。
髪質によって「使い分ける」ことはありますが、
全て髪はダメージするしパーマはかかります。笑
だから「ダメージ90%削減」は、
ただのイメージであって、
「嘘」なんでございます。
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