馬鹿正直な美容師が
1人はおってもよかろうもん。
千葉は新検見川で美容室を営む九州男児です。
（都合の悪いことまで）何でも「ぶっちゃけ」ていきます。
正しい情報を知り、
より良いヘアスタイルを手に入れましょう。
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にも当店の詳細・重要事項など掲載しております。
雨が降るんだか降らないんだか、
今日みたいに降った直後に晴れられると
めっちゃ蒸し暑いですねyamaBです。
さて今日は、お客様との話で出た「ウルフ」について。
昔のまんまではないですが、形を変えつつ、
ずっとあるっちゃあるんですよねウルフ系のスタイル。
ベーシックで言うと
「前上ほど短く、後ろ下ほど長い」という構造になっている、
つまり「レイヤー〜ハイレイヤー」なスタイルです。
段がしっかり入っているので、
毛先に重さがなく、軽やかで動きやすく、
「くびれ」や「外ハネ」が似合うスタイルです。
ただ「形を変えて」きているので最近は
マッシュルームカットの後頭部だけウルフとか、
ミディアムやボブっぽいけど襟足だけウルフみたいな感じで
「部分的なウルフ」が多いように思います。
後頭部や襟足にハイレイヤー入れるってことですね。
とくに「襟足」に入れるのがウルフ感を出すポイントかな。
なので「ウルフと言えばコレ！」
・・・という基準が明確ではないので
安易に美容室でオーダーするのは危険ですね。笑
何パターンかに分けれるとは思いますが、
著作権の問題で勝手に画像も貼れませんし・・
「これウルフじゃなくね？」って画像も見受けます。笑
まぁちょっとでも流行ると、
すぐ便乗する輩が増えますのでね・・言うだけタダなんで。
普通にボブすら切れない人も多いのに・・どうなんかな。
実は当店にもウルフっぽい構造にカットしている
常連様はいらっしゃいます、ハイレイヤースタイル。
でも襟足は厚み残してありますけど。笑
あんまり、オススメはしていないんですよねー（B）
「スタイリングが難い」から。笑
セルフのスタイリングで、最も難しいのってどこでしょうか？
きっと「後頭部〜襟足」だと思うんですよ。笑
見えねーし届かねーし（B）
でもウルフの「見せ場」ってその後頭部と襟足だから。笑
しっかり段が入ってるんで隠れないし。
むしろ「隠さず出していく」のがウルフです。
ワイルドなスタイルなんですから。
・・ウルフに限った話じゃありませんが、
ヘアカタの写真ってのは「完璧なスタイリング」と、
「ベストな角度」から撮影されたものばかりです。
「寝起き」は論外だし、「真後ろ」からの写真も少ない。
ウルフをちゃんとスタイリングできなかったら、
真後ろから見ると、イカとかクラゲの「ゲソ」っぽい（B）
いや、ちゃんとスタイリングできたとしても、
最近のウルフは最初から「部分的」なもんですから
上〜表面だけはボブっぽかったりするので、
そもそもの作りが「イカ」っぽい＾＾；
なんだろう・・・「ウルフ」っていうより
「クラーケン」だな（できるだけカッコ良く言ってみた）
このスタイリングの難しさとスタイルの見た目がね、
昔からずっとある割には、
ソコまでメジャーなスタイルになっていない理由です。
まぁウルフだろうがクラーケンだろうが、
美容師が勝手に呼んでるだけの名称で、
カットとしては「ハイレイヤー」なんでね（B）
ハイレイヤー自体が
昨今あまり使われてないってことです。
難しいですからねー爆発もしやすいしパサつきやすいし。
ワンレングス（オカッパ）の対極なスタイルって感じ。
「めっちゃ段が入ってる」と思ってもらえると分かりやすい？
個人的にはもちろんハイレイヤーも好きですけどねー。
だから当店の常連様の場合は、襟足に厚み残してるんです。笑
いやっ、やりたいなら全然いいんですけどね！
全然切りますよ！スタイリングもバッチリやりますよ！
でも「帰ってから」の
スタイリングと見た目は自己責任なんで。笑
どのスタイルでも一緒だけど、難易度は上がります。
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