さて今日はちょっとカットの話。

 

学生な常連様で

 

前回はボブからグラボブにしたんですが

 

 

 

　今回はさらに「ショート」にしてみようかな？

 

と参考画像持参でご来店くださったんですが、

 

葛藤がすごいというか、めっちゃ悩んでたんですね。

 

 

 

 

　・似合わなかったらどうしよう

 

　・あとで後悔したらどうしよう

 

　・でも顔周りとかスッキリしたい

 

　・参考画像みたいになるのかならないのか

 

 

 

　などなど

 

そうですねー、ショート初めて？（当店では）

 

だと怖いですよねー。

 

 

 

　結論から申し上げますと

 

（・・・いつも通りで申しわけないけど。笑）

 

「やってみないと」分かりません。笑

 

 

 

「カットが下手で変なショートになる」

 

これは論外な店の場合なので別です（B）

 

髪質なりに物理的に可能な範囲でちゃんと切ります。

 

 

 

　その上で、実際にショートにしてみて

 

後悔するのか、しないのか、

 

「本人」次第としか言えないんですよね。

 

 

 

　私は「絶対に大丈夫です」とか

 

「絶対に似合いますよー」みたいな

 

クソみたいな接客は致しませんから余計に。笑

 

 

 

　そもそもショート嫌いかも知れないし、

 

自分的に似合わないかも知れないし、

 

スタイリングができないかも知れないし、

 

 

 

　最初はよくても、

 

伸びてきてから後悔するかも知れないし・・・

 

いや、ほら、こんなんもう無理ですやん。笑

 

 

 

　レストランで初めて食べる料理が美味いか不味いか？

 

・・・みたいな話なんですよね。

 

「絶対に美味しい」なんてことはありえない。

 

 

 

「人それぞれ好みです」としか言えません。

 

もし好み的に不味かった（合わなかった）としても

 

シェフのせいでもありませんよね。

 

 

 

「絶対に後悔したくない」

 

という条件がついちゃうと

 

カットってできないし、しない方がいい（無難）

 

 

 

　あと料理と違って、

 

ヘアスタイルで「絶対に大丈夫」と言えない理由が

 

ヘアカタと「違う人間だから」ですね。笑

 

 

 

　骨格、髪質が違う、モデルは髪型自由だけど

 

学生なら校則もあるしスタイリングもあまり出来ない、

 

お化粧もしていけませんね。

 

 

 

　前提となる「条件」がもう違いすぎますから

 

似たスタイルにしても、やっぱ仕上がりは違います。

 

その「差」はどうしようもないです。笑

 

 

 

 

　もう1つ似た話で大事なのは（しつけー。笑）

 

「実用性」と「デザイン性」は

 

必ずしも比例しない、むしろ主に「反比例する」こと。

 

 

 

　校則で「前髪を短くして」ショートにしたら？

 

顔周りにかかる毛が勉強の邪魔で、

 

「鬱陶しいから短くしたい」短くしたいのだとしたら？

 

 

 

　それは「実用性」に重点を置いたカットです。

 

でもヘアカタのモデルさんは？

 

目にも顔にもかかりまくった「うざい」スタイルですよ。笑

 

 

 

　こっちが「デザイン性」を重視したショートです。笑

 

「ヘアカタみたいにしたい、でも目や顔は出したい」

 

別々に考えちゃってますが、これすごい矛盾なんですね。

 

 

 

　で、美容師「はーい分かりましたー」言うて

 

説明もなくテキトーにカットして

 

仕上がり見て「びっくり」するわけですよ。笑

 

 

 

　ショートにするのは怖い

 

その気持ちはとてもよく分かります。

 

でも怖いのは「未知」だからです。

 

 

 

　このブログに書いているよう理論的に考えてみる、

 

知識で武装する、そして何より

 

「髪は伸びる死にはしない」精神を身につけること。笑

 

 

 

　・・・まぁ結局カットの方は、学校の休みが長いそうで

 

今、前髪を短くしなくて良いという事実が発覚し、

 

前髪を長めに残したショートでバッチリでしたけどね。笑