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　　馬鹿正直な美容師が

 

　1人はおってもよかろうもん。

 

 

 

　千葉は新検見川で美容室を営む九州男児です。

 

（都合の悪いことまで）何でも「ぶっちゃけ」ていきます。

 

　正しい情報を知り、

 

　より良いヘアスタイルを手に入れましょう。

 

 

 

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　にも当店の詳細・重要事項など掲載しております。

 

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　今日も元気に接客してたら

 

「変な人なんですね」と褒められました（？）

 

まだalmaをオープンしていなかった頃の話。

 

 

 

　髪が金髪になる女の子（ヤンキーちゃう）

 

ライトノベルやSFのヒロインでもありません。

 

現実にいる、私がたまたま担当した女の子達のお話です。

 

 

 

　以下、その女の子達のうち、一人の例です。

 

予約は、当然のごとくカラーとトリートメント。

 

初来店だったんですが、

 

 

 

　見てビックリ、触ってビックリ、濡らしてドン引き。

 

ブリーチもしたことのない髪の中間から毛先が、

 

キンキン金色に褪色した状態で、ビヨーンと伸びる・・・

 

 

 

　察しはついたので、カウンセリングで話を伺うと

 

絵に書いたような「典型的なダメージパターン」でした。

 

※以前の話なので、写真などはありません。

 

 

 

　毛先まで全体にカラーをされる

 

　　↓

 

　ダメージするからとサロントリートメントもセットにされる

 

　　↓

 

　根元が伸びるので２ヶ月に1回はカラーしたい

 

　　↓

 

　毛先の色がぬけてくるから、また毛先までカラーされる

 

　　↓

 

　色がぬけるのはダメージのせい、

 

　カラーと、「自分のヘアケアが悪い」んだと思い、

　

　自宅でも頑張ってリンスやコンディショナーでヘアケアする

 

　　↓

 

　更にドライヤーも傷むからと流さないトリートメントもする

 

　　↓

 

　それでも色がすぐ抜けるから、もっと暗めのカラーにする

 

　　↓

 

　ぬけてるし、暗くするために、また毛先までカラーする

 

　　↓

 

　ダメージをなくすためだと、

 

　徐々に高額なサロントリートメントになっていく

 

　　↓

 

　そしてまた自宅でヘアケア頑張る・・・の繰り返し

 

　　↓

 

　今回たまたま私が担当になる

 

　　↓

 

　ビックリする（私が）

 

　　↓

 

　今日もカラーとトリートメント・・

 

何故なら全く傷みが減るどころか、悪化してるから。

 

たった１〜２ヶ月前にとても暗くしたばかりなのに。

 

 

 

 

　前置きが長くなってしまいましたが。笑

 

これが現代のヘアスタイル・ヘアケアにひそむ恐ろしい

 

「負のダメージスパイラル」です。

 

 

 

 

　何が恐ろしいって、

 

普通に良く聞く施術とヘアケアだと言うことと

 

多く人が「こうするべき」だと洗脳されている現実。

 

 

 

 

　コレを、自称プロの美容師たちが

 

推奨していて、お客様に提案している・・・

 

医療過誤よろしく、もはや美容過誤と言ってもいい。

 

 

  

　美意識が高く、綺麗な髪でいたいと願う女性ほど

 

逆に傷んでいくという最も多い症状なのです。

 

こういう話を聞くともうねぇ悲しやら切ないやら。

 

 

 

　人一倍頑張ってヘアケアし、

 

サロントリートメントに高いお金も出し

 

どんどん髪が傷んでいくのも自分のせいだと嘆き、

 

 

 

　そしてまた美容室へ助けを求めて

 

カラーと、サロントリートメントを繰り返す。

 

悲劇だよね・・・

 

 

 

　頭の上にシェイクスピアが乗ってるんじゃないか。

 

まぁシェイクスピアは、

 

ほぼ髪なかったみたいなんですけれども（やめろっ）

 

 

 

 

　もし上記のような「負のダメージスパイラル」と

 

似た部分がある方、心当たりのある方

 

そして実際にヘアダメージが気になり出している方は

 

 

 

 

　今すぐやめましょう。

 

 

 

　何をやめるのか。

 

・毎回の毛先までのカラー薬剤の塗布

 

・サロントリートメントなどのオプション

 

・自宅でのリンスやトリートメントのつけ過ぎ

 

・ドライヤー前の流さないオイル類のつけ過ぎ

 

つまりほぼ全部のヘアケアですね。笑

 

 

 

　カラー自体ももちろん傷みますが、そもそもカラーして

 

おしゃれを楽しみたいが為に美容室に行っているので

 

ここを無くすと、さすがに本末転倒です。

 

 

 

　カラーやパーマで髪が傷むなんて周知の事実。

 

そうではなく、今まで傷まないだろう、

 

傷ませない為にと思って

 

 

 

　健気にやっていた「ヘアケア」に

 

間違いがある事を知ってほしい。

 

間違いというかもう嘘ですからね。

 

 

 

　彼女の髪はその場で出来る限りの応急処置をし、

 

もちろんサロントリートメントは断りました。笑

 

真剣に事実を伝えました、そしたら、

 

 

 

　「変な人なんですね」「売上減るのに」

 

と褒め？ていただき、ご理解ご協力いただきました。

 

コレでひとまず、負のスパイラルは止まりました。

 

 

 

　でも、もう傷んでしまった髪はどんなことをしても

 

絶対に再生したり、修復したり、

 

生き返ったりしないんです。

 

 

 

　大事な部分なので何回でも言いますよ

 

髪は「根元が伸びてる」だけ、

 

一度生え出てきた髪は

 

 

 

　絶対に再生したり、修復したり、

 

生き返ったりしないんです。

 

だって「ただの体毛」なんだから。

 

 

 

　ボブ〜ミディアムくらいの彼女の髪で

 

中間から毛先が、暗いカラーしかしてないのに金髪、

 

コレはかなりのハイダメージです。

  

 

 

　根元が伸びてきて、先をカットして、

 

今あるダメージした髪の毛が全てなくなって

 

ようやく元の褪色しない髪に戻せます。

 

 

 

　ダメージは治らないので入れ替えるしかないんですね。

 

そしてその伸びてきた新しい髪達をどう扱うのかです。

 

同じ事を繰り返してもどんどんヒドくなるだけですからね。

 

 

 

　傷んだから治す、じゃもう遅いのです。

 

治せないからこそ、余計なことはせず、

 

出来るだけ傷まない様に伸ばしていくんです。

 

 

 

　・・・長くなってしまったので、続きはまたっ！

 

今回は具体的な例と現象しか書けてませんし、

 

細かい理由や原因などの説明はまた改めて書きます。