25B 髪の毛に「優しい」薬剤

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2015年08月18日

 「当店では髪を傷ませない薬剤を使用しています。」

 

 

 

 

 エステ・・・

 

 コスメ・・・

 

 オーガニック・・・

 

 プレミアム・・・

 

 コラーゲン・・・

 

 トリートメント・・・

 

 ノンアルカリ・・・

 

 ノンダメージ・・・

 

 ケア・・・

 

 リカバリー・・・

 

 リペア・・・

 

 メンテナンス・・・etc

 

 

 

 

・・・カラー、パーマ、縮毛矯正などなど

 

 

 

 

髪に優しい薬剤

 

 

一緒に施術する事も、繰り返し施術する事も可能です。

 

 

諦めていたヘアスタイルを楽しんでいただけます。」

 

 

 

 

 

 

「これらの薬剤はとても高価なものなので、

 

 

通常の施術よりも高くはなります。

 

 

でも、髪が傷まず綺麗になるのでオススメです。」

 

 

 

 

 

 

「髪を守りながら、修復しながら施術する事が出来ます。

 

 

傷むどころか、やる程に髪が綺麗になっていきます。」

 

 

 

 

 

「1度に全て良くなるワケじゃありません。

 

 

この薬を使い続ける事で、どんどん綺麗になるし

 

 

綺麗な状態をキープ出来るんです。」

 

 

 

 

 

 

 

・・・こういう高価な薬でやってもらえば、きっと良いはず。

 

 

だって、薬そのものが優しいんだから。

 

 

そりゃ傷みにくいだろうし、なんか修復も同時にするらしいし・・・

 

 

 

よく分からないけど

 

 

やらないよりは、やった方が良さそう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あれ?

 

 

どっかで、聞いた事があるようなセリフ・・・

 

 

 

 

 

 

23B 意外?なヘアケア

 

8B 皮膜はほどほどに

 

9B サロントリートメントの皮膜

 

 

 

 

サロントリートメントなどの栄養補給は、逆に髪を傷める・・・

 

 

一時的に綺麗に見せるためだけの施術・・・

 

 

まるで、髪の毛を修復したかのように・・・

 

 

 

 

 

そう、同じですね。

 

 

 

髪を傷めない、優しい薬剤なんて、無いっ!(B)

 

 

ていうか「優しい」って、なに!?笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 はい、今日も元気にぶっちゃけておりますyamaBです。

 

 

 

 

思っていたよりも、まだまだ美容師内でもお客様内でも

 

 

ご存知ない方がとっても多い様で・・・

 

 

頑張ってキーボードをポチポチです。 

 

 

 

 私が担当したお客様や、やまろぐを見て、このサイトで

 

 

ブログを読んで下さった皆様には、何が言いたいか、お分りでしょう。

 

 

 

 

 優しいとか、修復するとか、繰り返し施術可能とか

 

 

アプローチ方法が施術そのものになっていますが

 

 

やっている事はサロントリートメントや

 

 

メンテナンスという栄養補給や毛髪補強と同じ・・・

 

 

 

パーマなどの薬剤に混ざってたり、セット売りにしてるだけ

 

 

知らない間にサロントリートメント売られてるだけ

 

 

 

 

 でもやってる事は同じだから、見てても分からない・・・

 

 

 

最悪な、でもよくあるパターン・・・

 

 

 栄養補給にメンテナンス

 

  ↓  

 

 優しい薬剤で施術

 

  ↓

 

 ダメージ補修にサロントリートメント

 

 

 

もうね、いじめ

 

 

 

この矛盾に気がつけた人から、きっと幸せになれると思う^^;(髪が)

 

 

 

 

 3つとも、やってること、ほぼ同じですよね

 

 

成分がちょっとずつ違いはするんでしょうが・・・

 

 

美容室側からすると、このうち1つでもやってもらえれば

 

 

それだけでもう売上の単価はアップするという仕組みなワケです。

 

 

よく、出来てございますでしょう・・・?

 

 

 

 

・カラー剤は、メラニンを脱色して色を明るくし、

 

 染色して色が見える様にする。

 

 

 

・パーマ剤は髪のシスチン結合を還元して(切って)形を変え、

 

 酸化し(繋げ直し)髪の形そのものを変える。

 

 

 

 

・・・それだけ。

 

 

 

それ以上でも、それ以下でもない

 

 

これ意外に方法もない

 

 

傷まないとか、物理的にありえない

 

 

傷まなければ、効果も出ない

 

 

 

「デザインとは、ダメージである」

 

 

 

 

 

優しさとか関係なし!

 

 

 

 

あるとすれば、髪に作用する威力が

 

 

 

弱いか、強いか、だけなのです。

 

 

 

そして大事な事は、ここでの

 

 

 

 

 

「優しい」と「弱い」とでは、意味が全く違うということ

 

 

 

 

 トリートメントなどの何かを混ぜ

 

 

 

仕上がりの状態がツヤツヤになり、いかにも傷んでないように見えてしまう

 

 

 

優しい薬剤は、混ぜた分だけ、薄くなっています。

 

 

 

でも、結果として、普通に施術したのと同じように

 

 

 

ちゃんと仕上がっていなければ、ただの失敗ですよね。

 

 

 

施術の工程が一緒で、仕上がりのレベルも同じくらいにしないといけない・・・

 

 

 

 

 

 

 

え、でも、薬・・・優しくて、薄いのに・・・?

 

 

 

 

 

 

 

 まだ出ましたね・・・矛盾

 

 

 

この世に矛盾が生まれる瞬間

 

 

そこには「嘘」が、隠れています・・・まさに真理・・・

 

 

 

・・・続く。

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