※現在、almaお客様専用の駐車場はございません。
お車で来店の際は
最寄りのパーキングをご利用いただけますよう
お願い申し上げます。
※文章中に登場する(B)は
「ぶっちゃけ」という意味です。笑
たまに「使い方」間違えます(B)
ということで、ちょっと解説してみますyamaBです。
あれブログ書いてたら「頭痛が痛い」笑
知恵熱かな?(乳児)
さて、女性のお客様がショートにしたい場合って
「目を出す、耳も見える、軽くて扱いやすく」
みたいな感じのオーダーも多いワケなんですが。
これは「実用性」を求めた結果ですよね?
でも実際にヘアカタログで希望を見せてもらうと、
例えば「こんな感じ」のスタイルが多い↓
ちなみに・・・全部「一緒」なんですけどね(B)
違うように見えたなら、それはモデルが違うから。
で、こういったヘアスタイルの共通点は
確かに、目も耳も見えていますし
それでいて長さもあり、女性らしい丸みや質感もある。
見た目はスッキリと爽やかで、とっても楽チンそう。
良いスタイルですよね、
私も切るの好きですよ、
こういうショート。
だけれども(B)
正直これはさっき上で書いた
「オーダーとは違う」スタイルなんですよね。笑
そして更に
再現するにはそれなりの努力と我慢も必要(B)
という事を知っておきましょう。笑
目が出てるのは、全体にアイロンなどで内巻きにして
左右へ流し気味にしているからです。
じゃないと目に突き刺さるくらいに実は長い。
耳が見えているのも、耳出すくらい短いわけではなく、
逆に耳がすっぽり隠れるくらいには長いんです。
部分的に「耳にかけている」だけですよコレ。
もちろん動きつけて、ワックスもしています。
真横から見た時に美しく見えるバランスで
アイロンや耳かけなど、スタイリングバッチリなんです。
ショートはショートでも、
実は「目も耳もちょうど隠れるくらい」
のショートなんですね。笑
もっと言うと髪質だって
「この撮影、このスタイルの為に選ばれた」
モデルさんですね(B)
髪質によっては、
全く同じ条件で同じ美容師が切っても
写真のようには「出来ない」可能性が高いんです。
もし実際に美容室に行って、
「目と耳が出るショート」「軽くしたい」「すいて欲しい」
みたいなオーダーだけしたとします。
前髪が目にかからないように短く・・
耳が出て爽やかになるよう短く・・・
全体に軽くなるように・・・(セニング)
この3つのオーダーだけに従って、
カウンセリングや確認もせずに
ショートを切ってしまうと・・・
こうなる(B)
いきなり男性の常連様です。
今回もありがとうございました◎
男性ならこれくらい短くても普通だしカッコイイです。
でも女性なら「ベリーショート」とか「ボーイッシュ」
と呼ばれる類に入るのではないでしょうか。
お客様は「そういうつもり」ではないので
切り終わり鏡を見せられ「えっ短かっ!ふざけんな!」
ってなるワケです。笑
いやベリーショートは、
コレはコレで良いスタイルなんですからね。笑
オーダー通り(B) ただ「希望」とは違うってことです・・
まぁ勘違いでこうなってしまったとしても
「ベリーショートとしては」ちゃんと切っているので
これならまだマシな方。
これが
「マジでよく分かってないポンコツ美容師の場合」
写真見て適当に「分かりましたー」とか何とか言いつつ
分かんないから確認はしないし(できないし)
曖昧なまま見よう見まねでカットを進め
短かい部分に無理やり繋げたり
合わせていったらドンドン短くなったり
でも部分的には長いままだったり
ワケ分からなくなってとにかくセニングですき潰し
「どっちつかず」の冗談みたいな頭にしてから
「いかがですか(ニッコリ)」ってなるワケです。笑
もう「泣く」か「絶句」「悶絶」するような頭になる。
でも、多いですけどねー
こうなってから修正にいらっしゃるお客様(B)
ここまで行くと、もう1回のカットでは
修正できない事も多いです(B)
なんたって長さが足りんからね・・・
女性らしいショートと男性らしいショートの違い
またそれらのカットの構成の違い
その辺を理解している「まともな美容師」なら、
「お客様はそもそも分かって言ってるのか?」
「デザイン性と実用性、どっちが本当の希望なのか?」と、
カットする前に「ちゃんと確認する」はずです。
だから大失敗したら美容師が基本悪い
悪いんですが、
お客様側も、多少「分かってた方が良い」んです。
だってお客様が口頭で伝えた内容と
実際の希望のスタイルが、
違うスタイルなんだもの(B)
美容師によっては、混乱してしまう危険があるし、
それ、そもそも切れない美容師かも知れない。
自分で理解してれば、ある程度の「自衛」が出来ます。
また「まともな美容師」で「ちゃんと切れた」としても
お客様が「存在しないヘアスタイル」を希望し続ける限り
一生、満足いく仕上がりにもなりません。
まぁちょっと極端な例でしたけど
ヘアカタログなど、写真の中の「理想」と
実用性が求められる「現実」との違い。
この辺を知っておくと
少なくとも「大失敗」は防げるのではないでしょうか。
あとは、美容師次第(運)笑