・・・だと勝手に思っているyamaBです。
縮毛矯正・・・と一言で言っても多種多用
純粋に縮毛矯正したまっすぐ感が好きで続けている方なら
もちろん、まっすぐ伸ばせばいいのです。
まっすぐ過ぎるのが嫌な場合は、全体を内巻きにしたり、毛先を内巻きにしたり・・・
それでは、癖で悩んではいるけれど、
「ほどほどに癖を落としたい」だけで、
「ナチュラルな地毛っぽさ」や、「毛流れが欲しい」方
そもそも、根本が伸びる度に、
「毎回は縮毛矯正したいワケじゃない・・・」
「縮毛矯正の止めどきが分からない・・・」
という方は、どうすればいいのでしょうか?
ずっと、考え続けてきました。
「丸みのあるストレート」にしたって、
根本の癖が伸びてくれば、やはり「境目」が出来ます。
「まっすぐになり過ぎない、簡易ストレート」
みたいなものも近年多いですが(色んな名称がありますね)
「縮毛矯正」という原理原則は同じですから、
ぶっちゃけると、「薬剤の放置時間」と、「アイロンで伸ばす技術」を
通常よりも簡単に、済ませているだけの、手抜き矯正なのです(B)
この施術の最大の欠点は
着地点が読めない
まっすぐにする、なら、誰に施術しても、誰が施術しても
「まっすぐ」は「まっすぐ」です。
ですが「中途半端な状態で簡単に済ませる」となると
そこに明確な答えがないのです。
大変な個人差、髪の毛の差が出てしまいます。
完全に結果次第。
たまたま上手く行き「ちょうど良かった」という方もいますが、
その反面「思ったより伸びてしまった」「伸びなかった」
という方も続出するはめになります。
普通に伸びてしまったら、また振り出しです。
「また、止めれなかった・・・」と。
では極論
根本が伸びて、縮毛矯正部分が無くなるのを待つ?
それならそもそも相談に来ない(B)
縮毛矯正だって、きっとオーダーメイドであるべきだ・・・
そしてプロなら、それを「計算」できなければならない。B
100%成功は、それは人間には無理。
が、「最善の失敗」を想定した上で「最善の成果」を出し得る方法。
物理と化学によって成立する美容技術・・・どこかに、答えはあるはずなのです。
取り返しのつかない超ハイダメージ施術「縮毛矯正」
これは、本当に難しい・・・
それを「傷まない薬」だから、「優しい薬」だから、大丈夫とか・・・
ちょっと、舐め過ぎなんじゃないか?
傷むのは、お客様の髪です。
美容師の髪ではない(B)
お気をつけくださいね・・・。
本日は、長年の縮毛矯正と、
短くしたくても、癖の悩みでついつい、ずっとロングのままになってしまう
そんな悩めるお客様です。
これでも毎朝、前髪をアイロンで伸ばしたり、
全体をブローしたりなさっています。
もちろん今朝の、この写真もそうです。
健気・・・大変、ですよね・・・。
しっかりかけてもペッタリしてしまう・・
短くしたくても「辞めた方がいい」と言われる・・
「癖を活かす」スタイルも、前髪など1部かなり癖が強い為いつも断念してしまう・・
既にかけてしまっている中間から毛先はまっすぐで、どうしたらいいものやら・・
ああ、なんとかしてあげたい・・・
それが、美容師という生き物のはず
こんな時、何もして差し上げられない時、どれだけ悔しい思いをしてきた?
こういう時の為に、何年もかけて悩み考え
勉強し、
試行錯誤し、
様々なリクエストを想定し、シミュレーションしてきたわけです。
癖の状況と、縮毛矯正部分の状態をよりしっかり見るため
DO-Sシャンプーで今回は2回洗ってDO-Sトリートメントで軽くバリア
合間合間で、十分なカウンセリングを繰り返しつつ・・・
はいばっさりー。笑
やっぱりカットが、1番大事!(今までの矯正の下りw)
そしてちょいコツでドライ!
これだけでも、もう内巻きなボブですね♪
が、しかし、見て欲しい・・・
これが縮毛矯正の厄介さなのです。
根本の癖に対し、やはり中間から毛先がシャキーンとしてしまいます。
もちろん、こんな結末になるなら、こんなに切ったりしませんが、
そう
彼女は・・・
毎朝スタイリングをしてきた勇士なのです!
彼女ならば、私のちょいコツさえ身につければ・・・
きっとここを乗り越えられます。
まずはそれを私が実証し、安心してもらいます。
毛先を、ブラシで軽く、さっきよりも内巻きにし、
矯正部分に若干癖っぽさを足しました・・・
・・・ほれ、もう可愛くない?◎笑
根本と毛先が馴染めば、これだけ違うのです。
逆に言うと根本が癖で毛先ストレートは、
やはりキツイ、難しい状態なのです。
ここがクリア出来ない美容師さんは、
切ってくれないし、全体にまた縮毛矯正してくるでしょう。
では、これを実際に自宅でも再現できる様に、
本日のメインであるB的な縮毛矯正、いってみましょう。
はい
え、何これって?
・・・矯正(´-`)
私の縮毛矯正は、やっぱり
オーダーメイド
これが1番、合っています。
今後、本人がどうしたいかで、
増減が出来る縮毛矯正です。
徐々に増やして行くことも、減らして行くことも出来る。
しっかり伸ばしたい部分と、弱くしたい部分も狙える。
「縮毛矯正の止めどき」
「伸ばしたいけど変えていきたい」
「まっすぐ過ぎるのが嫌」
「流れ(多少の癖)は欲しい」
そんなワガママに理論的に計算して答えることの出来る縮毛矯正です。
※もちろん、普通に縮毛矯正した方が良い場合もありますからね!
あくまで一例ですよ〜
コーヒーブレイクしたら1剤を流して
・・・DO-Sでシャントリ。笑
1剤は、もう必要ないのです・・・。
ちゃんと「引き」ましょう。
アイロン後には2液を、一般的よりもしっかりと、2回も塗布し
またDO-Sでシャントリ。笑
そう、本来の縮毛矯正とは、
夜シャンプーしていい!
はい、縮毛矯正、終了
この画像から、画面の前のあなたは、何を感じるだろうか
変則的な縮毛矯正からの、ちょいコツドライ、のみ。
・・・もう、無理して根本の癖と、矯正部分を誤魔化す必要は、ないのです。
彼女はコテも使用できるツワモノなので、
今日はコテもちょいコツでスタイリング。
最初に希望で見せてくれた「ゆるふわなボブスタイル」
・・・もう、あなたのものです。
何にも、つけていません。
自宅でやることは、①根本を濡らし寝癖をとり
②ちょいコツでドライし、
③お好みで毛先をコテでちょいコツ・・・だけ!
ホームカラーや縮毛矯正で毛先はどうしてもダメージはあり
少しパサついて見えますが、そりゃ皆似たり寄ったりです。
まだ何もつけていないのですから当然ですね。
そして、彼女・・・なんとワックスも持っている!笑
完璧じゃないですか。笑
④お好みで毛先にチョロっとワックスつける。
ですね!
朝なら多少オイルつけたって、バチは当たりません。
※夜はしっかり洗ってください◎
あ・・・先ほどメールをいただきました。
今日はありがとございました。