110B 「何を塗るか」より「どう視て」「どう塗るか」

はてなブックマーク
2015年10月23日

 サラダ煎餅って「サラダ味」じゃ

 

なかったんかぁああああああああいyamaBです。

 

どうりでね。

 

おかしいなと思ったんですよ

 

味は普通に「塩味」なんですね。

 

そうですよね。

 

 

 

 

 何事も、思い込みって、良くないし、怖いですね。

 

まるでサロントリートメントの様です(やかましい)

 

 

 

 

 ホームカラーっていうのは

 

美容室と薬剤が違う!

 

・・・っていう程もの凄く違うわけではないのです。

 

1番の違いはやはり、

 

 

プロによる塗り分けなのです。

 

 

私だって、自分の髪を自分では染められません。

 

根本、中間、毛先

 

前、横、後

 

全部ちゃんと綺麗に塗り分けるなんて、どうしても自分では困難です。

 

 

 

 

 根本に使用する様な脱色力の強い薬剤を

 

同じ部分に複数回塗布してしまえば、

 

髪のダメージは一回目とは比べものになりませんね。

 

既に色が抜けているのに、その上に更に脱色・・・

 

 

薬剤は、空気とか読んでくれません。

 

 

「あ、ここは既に抜けているから、今回はあまり抜かなくていいか」

 

とか絶対に無いわけです。

 

そこに残っている分のメラニン(色素)の中から、また一定数を破壊していきます。

 

しかも髪の毛は、1回目のカラーにより

 

既に地毛より弱くなっている状態で、更に追い討ちをくらいます。

 

傷んでいる髪ほど、更に傷みやすいのです。

 

 

 

 

 毛先のダメージを気にしないならば、

 

ホームカラーで毛先まで全部ベタ塗りで良い?

 

いえいえ

 

既にカラーをしている髪が伸びた状態だと

 

根本と毛先で、髪の状態が違います。

 

 

「色ムラ」になってしまいます。

 

 

根本から毛先に向かって多少明るくなっていく分には

 

私は有りだと思っています。

 

というか、勝手にそうなりますし(B)

 

無理して毛先の方が暗くなるより、

 

見た目としてもかなり良いと思っています。

 

しかしベタ塗りだとそうはいきませんね。

 

 

 根本と毛先のダメージの違い

 

 根本と毛先の体温による温度差

 

 表面の髪と内側の髪の差

 

 全体的な薬剤の塗布量の差

 

 

・・・難しいのです。

 

ホームカラーで、色ムラやダメージムラになっていない方を

 

見たことがないくらいです。

 

綺麗」に「オシャレ」になる為のカラーのはず・・・

 

色ムラが過ぎると、本末転倒になって、逆にもったいないことになりますね。

 

 

 

 

 今回はホームカラーで出来てしまった色ムラから

 

少しずつ良くしていこうと頑張っていらっしゃるお客様!

 

とその前に

 

お祝いいただきました^^

 

 

10945841_1513269442325582_621859032813203970_o

 

 

 天然発酵で炭酸になっている、なんと赤のワイン!

 

シャレとる・・・

 

ゆっくり休みが取れそうな日に

 

味あわせていただきます!

 

ありがとうございます◎

 

 

 

 

 almaが出来るまで時間があったので、

 

ちょっと心折れて

 

根本の方を、1回ホームカラーしてしまったそうで・・・

 

 

 

 ビフォ〜

 

 

11040850_1513269372325589_2645885089063762334_o

 

 

 わーいヽ(;▽;)ノ

 

いや、しかし

 

それでもやはり出会った頃に比べれば

 

かなり良くなってきていますからね!

 

1回で完璧、というわけにはいきませんが

 

ここはしっかり綺麗にしていきましょう◎

 

 

 

12045804_1513269465658913_3746422000525638693_o

 

 

 ふふー!ありがとうございます!

 

これ本当に「美味そう」ですよね・・・

 

食べたら○にますけどね・・・

 

ささ、その間に魔法の水3点セットなどを準備しつつ。笑

 

手袋してからの、オペ(カラー塗布)開始!

 

 

 

 

 表面と、中の差

 

根本は地毛

 

中間1はホームカラーで沈んでいる

 

中間2は沈めない様に育てていた部分

 

中間3は過去に沈んでしまった部分

 

毛先は抜けてきている

 

更に顔まわりと後ろの差

 

 

 

 根本はリタッチカラー

 

中間はそれぞれ時間差と魔法のお水で調整カラー

 

そして残りは乳化によるカラー

 

 

 

 

 「染まり過ぎ」や「毛先が暗い」は嫌いなので

 

ほどほどになったらシャンプー台で

 

さっき準備しておいたアルカリオフとオキシ除去

 

DO-Sでシャントリして、

 

頭皮と肩いじったら

 

まずはそのままウェットな状態でスタイルカット!

 

で、ちょいコツでドライしてみる・・・

 

 

 

 チュ〜カ〜ン(ビフォーとアフターしか知らない)笑

 

 

11893894_1513269398992253_8586418372818080563_o

 

 

 うんうん

 

ここまで馴染めば、凝視しなければオッケーです。笑

 

 

色ムラを完璧に直す方法はありません。

 

 

ムラとムラの間には、同然「境目」があります。

 

「明るい部分」と「暗い部分」の分かれ目ですね。

 

分かれ目、といっても、隣り合わせな状態ですし、

 

髪の毛は1本1本がそれぞれ少しづつズレたりするので

 

ココを正確に塗り分けるなんていうのは、まず不可能です。

 

ですから1度に染めすぎてしまうと、

 

例えば「明るい部分」は、そりゃ暗くなればいいけれど、

 

隣り合わせになっている「暗い部分」との「境目」は

 

もっと暗くなってしまうのです。

 

逆も然り。

 

この現象を美容師の間では

 

 

ディバイディングライン

 

 

と呼ぶのです。

 

 

 

意味は・・・

 

 

 

境界線

 

 

そんまんまやないかっノ(B)

 

 

 

 

 とにかく

 

「明るい部分」「暗い部分」にとらわれ過ぎてはいけないのです。

 

全体のバランスを視る「目」が必要です。

 

 

 

 

 色味はある程度そろいましたが、

 

髪の毛が比較的デリケートな方で

 

さらにカラーでのダメージもあり、

 

ちょっとパサパサとした感じが残っていますよね。

 

 

 

 そんな時は、仕方ありません・・・

 

 

トリートメント、しましょう

 

 

 

 

 今、画面の前で

 

「何っ!?この裏切り者のコンコンチキめっ!」

 

と思われた皆様(コンコンチキって?)

 

ご安心下さい。

 

もちろん

 

 

カットの事です!

 

 

髪の「質感を良くする」行為をトリートメントと呼ぶのです。

 

トリートメント「剤」ではありません◎

 

 

 

 

 シャカシャカしたら、フィニッシュ!

 

 

12141005_1513269425658917_776408770223323919_o

 

 

 何千円もするサロントリートメント

 

髪の傷みを治すらしい水や、薬剤

 

髪の毛ギューギュー引っ張るブラシでのブロー・・・

 

 

 

 

いらない、ね♪

 

ありがとうございました〜^^

一覧 TOP