という言い回しがありますよねyamaBです。

 

 

 

 

   テレビ番組とかコレ多いんですけども。

 

例えば「この薬を飲んでいれば風邪が治り良くなります。」とか

 

で、実際に治った患者さんが出てくる。

 

 

 

「納豆を食べていると長生きする。」とか

 

で、実際に長生きしてるおばあちゃん出てくる。

 

みたいな感じの。笑

 

 

 

　美容室的に言い換えると

 

「なんちゃらサロントリートメントをすると、

 

髪がダメージせず、やればやるほど良い状態になる。」

 

 

 

　で、実際に髪が綺麗なモデルさんが出てくる、写真とかで。

 

・・・コレ一緒なの分かりますか？

 

こんなベタな引っ掛け問題に引っかかっちゃーいけません。笑 

 

 

 

　この言い回しは「逆」ですからね。

 

「風邪が良くなった患者がこの薬を飲んでいた。」

 

「長生きしたおばあちゃんが毎日納豆を食べていた。」

 

「髪が綺麗なモデルがサロントリートメントしていた。」

 

です。

 

 

 

　一見、同じことを言っているように見えますが、

 

全然意味が異なります。

 

「個々の問題」であって、「全員」ではありません。

 

 

 

　その薬を飲んでなくても治った患者もいるし、

 

その薬を飲んでても治らなかった患者もいるでしょう。

 

治った患者がたまたまその薬を飲んでただけ。

 

 

 

　納豆を食べてなくても長生きの人は世界中にいます。

 

納豆を食べてたけど早死にした日本人も沢山いるでしょう。

 

長生きしたその人がたまたま納豆を常食してる人だっただけ。

 

 

 

　サロントリートメントせずに、

 

というか余計なことをしないお陰で

 

髪が綺麗な人はたくさんいます。

 

 

 

　サロントリートメントしてても、

 

綺麗とは言えない、むしろ余計な施術を繰り返したせいで

 

もっと傷んで悩んでる人もたくさんいます。

 

 

 

　元々それなりに髪が綺麗で強い人が、

 

たまたまサロントリートメントをやっていて、

 

やってもやらなくても生まれつき髪が綺麗、と言うだけ。

 

 

 

　コレが現実です。

 

人の身体は何か特定の商品1つで左右されるほど

 

簡単には出来てないし、そんなに人生甘くない。笑

 

 

 

　そもそも「風邪薬」すら未だ存在してないし、

 

髪のダメージを治せるものもない。

 

不老長寿なんて夢のまた夢。

 

 

 

　風邪を治してるのは自分の「免疫」です。

 

髪のダメージがなくなるのはただ生え替わってるだけ。

 

怪我が治るのだって細胞の入れ替わり、ターンオーバーです。

 

 

 

　遺伝子には逆らえません。自分そのものだから。

 

生まれ持った基準は変えられません。

 

そこを他人と比べてもしゃーない。

 

 

 

　その「基準」からなり得る「幅」の中で

 

自分次第でより良い状態にも

 

より悪い状態にもなるってだけなんで

 

 

 

　結局「偏りのない」バランスの良い食生活と

 

規則「正しい」生活習慣で体調や免疫を万全に整え

 

「その人なりの良い状態」を維持するしかないんですよね。

 

 

 

「この商品を使用すると〇〇が治る、良くなる。」

 

こんなものはただ言い回しを変えて誤魔化してるだけで、

 

商品を売りたいだけの「所詮は宣伝」でしかないとご理解ください。