クランプという美容師の道具が、走っている途中に
ズレ落ちて、自転車に背負い投げされた山Bです。
美容師としての独立開業・・・
前職を辞めてからも、ずーっと考えてきましたが
やっぱりやっちゃおうと思います。
仕組みやホームページだけ先に作ってみて、
満足出来るものでもありませんし
物件も絞れて来て、目処がたってきました。
誰に望まれるワケでもない、完全に自分勝手な事ですが
最善をつくしてみて
それでダメなら、もうそれでいいんですよね。笑
死ぬわけじゃなし、やる気あれば、どんな職種であっても
やってはいけるのです。
その中でまた理想を追えばいい。
もう30歳になりましたからね
いつまでも雇われというわけにはいきません。
なんとな〜くで日々ダラダラするくらいなら
さっさと美容師辞めちゃった方がいいんです。
給料もらうだけなら、美容師である必要なんて
まったくないんですしね。
じゃ今もう美容師辞めるか〜って、そんなの勿体無さ過ぎますよね。
せっかく楽しんで仕事しているのに。
挑戦したい事もいっぱいあるんですから。
成功、失敗に関わらず。
美容師として、自分がやりたい事を
全力で楽しんで取り組んでいこうと思います。
その時点で、私にとってはもう成功なんですから。
そうすると、やはり独立しかないんですね。
私は美容師として、もう曖昧な仕事がしたくないし
お客様に、結果として嘘をつきたくない
「髪が傷まないように栄養補給しましょう。」
「傷んでるからトリートメントしておきましょう。」
「この薬剤は傷まない優しい薬だから大丈夫。」
・・・商売ですからね
売ったもん勝ちってのは間違いじゃありません。
否定する気もありません。
オプションメニューなくせば
当然、単価ってやつが下がるワケです。
大変な事です。
それでも私はお断り。
うやうやしい接客上手になって
セールストークが上手くなって
粗悪品であろうとも売りとばせるスキルつけて?
そんな詐欺師みたいなスキルいらんっ!
もちろん、本当にその商品が良い商品だと
信じてる美容師もいるとは思います。
私にもそんな時代がありましたしね。
でもやっぱり、やってて、違和感ってあるわけです。
自分の知識と、現実とのズレ
現実は嘘つきませんよ
目の前で起こってるんですから
そしたら、自分の知識が間違ってるんでしょう。
知識不足なのでしょう。
「プロ」が「知らなかった」で許されてしまったら
もう「プロ」なんて、いらないでしょう。
「無知は罪」です。
私も反省ばっかりです。
そんな「無知な自分」や「下手くそな自分」が持っていない、
美容師として、プロとして必要なスキルが欲しい。
まぁイメージ戦略なんてものもありますしね
結果はどーあれ、ある程度、売れればいいし
また新商品、出して繰り返しですからね。
いやぁ、私はそれはいらないです。
私は商売のプロには、向いてないようです。
単価を下げないために、そのお客様の髪に
絶対必要ないな、ってものを売りつける、なんて出来ない。
上っ面だけお客様に好かれても意味ないんです。
接客ではあるけれども、真実を伝えるためには
言いづらい事も言わなきゃいけない時があるんです。
じゃないと、お客様は正しい選択ができません。
正しい、ってのは、何もお堅い話しではなくて
お客様も美容師も分かっている上でやっているのであれば、
例えばサロントリートメントだって、バンバンやればいいんです。
「今日綺麗にしたい、後日傷んでも構わない」って。
でも髪を「これ以上傷ませたくない」ってお客様が
サロントリートメントしたいって言うのは、違うでしょ。
真実伝えなくて・・・いい?
その場その時の雰囲気やサービスで気持ち良くなりたい
って気持ちももちろん分かりますけどもね・・・
でもやっぱり
後でやっぱり
本当に髪が綺麗になっていくなら
そっちのが嬉しいんやないでしょか・・・