髪の毛に「優しい」薬
なんとなく、そっちの方が良さそう?やらないよりは、良さそう?
ていうか「優しい」って、何?
その「優しさ」は
サロントリートメントなどと同じく
髪をツヤツヤにして
傷んでいない様に見せる為の成分が入っていると言うこと・・・
知らない間に
サロントリートメントやメンテナンスをセットでやったのと同じ
この時点で、結構、問題だとは思うけど・・・
それでも
普通にやるより、「優しく」て、ダメージ少ないなら、いい?
カラーやパーマは、色を変え、形を変えていく
どんな薬剤であっても、その原理原則は変わらない
そこに存在するのは
薬剤の力が「弱い」か「強い」かという事
他の「優しい」成分で薄くなってしまった薬・・・
でもカラーは染まるし、パーマはかかる・・・
優しくて・・・薄い、のに・・・?
優しくて、ダメージ少ない、のに・・・?
矛盾を、感じませんか・・・?
の、続きー
矛盾というのは、どこかに、無理な「嘘」があります。
いや
「嘘」はついていないのかも、知れませんね・・・
「優しい」=「弱い」とは言ってませんからね(B)
皆さん、とっくにお気づきですね。
「優しい」薬剤は
トリートメントなどの感触向上成分が混入するため
薬剤そのものが薄くなります。
でも、「弱い」と効果は出ません。
そう
薬剤そのものの威力は「強い」んです。
「優しい」=「弱い」じゃないんです。
「優しい」=「ダメージ少ない」でもないんです。
むしろ
モノによっては混入させた成分が、薬剤の浸透を邪魔する事もあるので
通常よりも「強い」薬剤だったりするのです。
結局、髪に何をしたかと言うと
最初に書いた通り
サロントリートメントを一緒にしただけ
見た目がツヤツヤになっただけ
そして「皮膜」によって、更にまた、傷んでいく・・・だけ。
もちろん「優しい」薬剤で、本当に「弱い」ものもあります。
でも「弱い」と、効果が出ませんよね。
これも、非常に単純な事です・・・
通常よりも、熱めで加温したり、長時間放置する(B)
経験、ありませんか?
通常の薬剤ならば、10〜20分で終わっていたはずのものが
威力が同じだったとしても「優しい」バージョンだと、
その「優しさ」の分だけ、20分、30分、40分と伸びていくのです・・・。
結局、他の方法で傷めてる!
そして、お約束の、「皮膜」の餌食・・・
「本末転倒」とはまさにこの事。笑
髪にとって余計な事して
余計に料金が高くなって
余計に髪が傷んでいく・・・
プラス、マイナスで0なら、まだいい・・・
確実にマイナスですからね。
最初から余計なもの付けたり混ぜたりせず
普通の薬剤を、髪の状態に合わせて「弱い」「強い」で調整して
短時間で結果を出し、さっさと薬剤流せば良いだけの話なのです・・・。
薬剤からも余計なものは「引く」!
シンプル イズ ザ ベスト!(発音は悪い!)
カラーは髪を染める
パーマは髪を曲げて形を変える
縮毛矯正は癖を抑えストレートにする
・・・それだけ!
そもそも髪の毛をツヤツヤサラサラに見せる施術じゃない!
あ
1つフォローしときます。
「髪の状態に合わせて適切に薬剤の力を弱く設定した」
=「それで十分効果が出るし、ダメージを最小限に抑えられるから」
という意味で「優しい薬」
と、一言で表現してしまう美容師さんもいるので、注意^^;笑
この違いが分かっている優秀な美容師さん達なら
聞けばちゃんと説明できる方が多いと思いますので
それとなく聞いてみましょう◎
そもそも
施術はそのままで、その薬剤の威力を
「弱い」か「強い」か調整しただけなので、
料金追加とかありませんから、すぐ分かりますよ。
逆に
「優しい」以外に
「傷まない」とか、むしろ「良くなる」とか
なんかとても良い成分が「配合されてるとか」
「高価」とか「より良い薬剤」とか言いだしたら、あやしい。笑
これも同じで、ちゃんと料金聞いてみましょうね・・・
料金が追加になるなら、まず黒。笑
後は、もうね、
栄養補給のメンテナンスとかサロントリートメントを
セットでオススメしてきた場合も、
正直、意味分かっていないか、売上が目的なので・・・もちろん黒・・・
優しく、お断りしてあげましょうね。笑