本日は特に、ぶっちゃけの本領を発揮してきたyamaBです。笑
今日はちょっと復習っぽい内容ですね〜
「クセでまとまらない」
「重いからすいてほしい」
「とにかく楽にしたい」
うんうん
そうねそうね
そういうの、あるあるですよね〜
って事でカウンセリング
・・・なぜだろう
いまいち、発展しない・・・
ヘアスタイルが、浮かんでこない
私お腹でもすいてんのかな・・・?
もちろん、案の定オカッパにされとるので、
段は、入れたいと、思う。
でも何だろうこの違和感・・・ん〜〜〜
B・・・いつも、どう仕上げていますか?
「ドライヤーしないので、濡れたまま寝たりします。」
それやんけ^^
いやースッキリしましたね!
「あーそっちかぁ」と。
てっきり、カットとセニングが不適切で、
そして乾かし方が分からないのかと思いながら、
話をすすめてしまいました。
会話の内容と、実際の髪質、
そしてドライヤーをしないという事実、
この3つのギャップに違和感があったわけですね!
こういうケースは久しぶりで、ちょっと忘れかけてましたよ。笑
スッキリしすぎて、思わず
「あ、それは無理ですね」
って実際に言うてもうとりましたで。笑
で、出たー、ぶっちゃけ美容師〜〜〜(´-`)
「何もしなくていいように、楽な様にしてください。」
そういう意味合いのオーダーをされる事も結構多いのです。
できることならそうしたい・・・ですがヘアスタイルはカツラではないのです。
スタイリングを楽にすることは出来ても
スタイリングすらしなくていいようには出来ない・・・
寝癖、帽子、結び目、耳掛けなど
髪の毛が、なんらかの物理的作用によって、
型・跡がついてしまう状態は、当然
カット関係なし
逆に、どんなカット、施術を行ったとしても
絶対に防ぐことは出来ません。
とくに濡れている状態から、
乾く過程では物凄く形が付く!
・・・なんとなーく
皆さん実感されてますよね!?
これは髪の毛の結合の1つ「水素結合」の影響。
C = O ・・・・・・・・H – N
まぁ、ザックリと・・・笑
見たまんまですが、赤い部分が、髪の毛の水素結合です。
この結合が、髪が水分で濡れる事により、切断されます。
O 酸素 H 水素
の繋がりの中に、 H2O 水 が入りますからね。
H2O は1分子に2つの非共有電子対がありますから、
髪の毛の中の O と H の間に H2O が入れば
そこで別の水素結合が発生してしまいますよね。(多分)笑
ということは髪本来の水素結合が切れるのですね。
水で髪が膨潤といって柔くなるのも納得なワケです。
「結合」は、もちろん髪の形をキープしています。
そして髪の毛の結合が切れる、という事は、
濡れている間だけではあるものの、
髪の形を変える事が出来る
という事であり、
形を変えたまま「乾燥」し、余計な水分 H2O が髪から抜けると
当然、元々髪の中にある水素結合 O と H が繋がり直すわけです。
しかも・・・
髪が形を変えたまま、つまり
最初の O と H の場所がズレたまま
再結合してしまう!
また水で濡らせば元には戻りますが
髪の4大結合の1つである水素結合は
なかなか強力;
寝汗や湿度ですら、跡がついてしまう・・・
お風呂上がり、髪が濡れたまま寝て、
押しつぶし、寝返りしながら乾いて再結合。笑
そりゃ、くせ毛みたいに、グシャ、ワシャ、ってなるワケです。
私もハッキリとぶっちゃけるので、
ホントひどい奴だな〜とは思います。
でもね、そこをご理解、ご納得していただかないと・・・
どうしようも、ない。
どんなスタイルにしても、
その夜、濡れたまま寝たり、スタイリングを失敗すれば
「なんだ、全然ダメじゃん」
となってもオカシクはないのです。
こんなの、お互いに、不幸なだけでしょ^^;
あ、あと
「自然乾燥」って
濡れたまま、仮に「寝る前」までに髪が乾いたとしても
それは「水分が自然に乾いた」という意味であって、
「髪の毛が自然な状態・位置で乾いた」
という事には、ならないですからね・・・
髪の毛そのものの重さ + 水分の重さ
これが重力で、髪が乾いている状態よりも、
グッ・・・と髪を根元から毛先まで
下へ下へと引っ張っているわけです。
自然じゃ、ないですよね〜
そこで私がいつも言っている、
ちょいコツで雑(ラフ)に乾かす!笑
っていう、話になってくるワケです^^
まぁこの辺はね、お店で。笑
結果としては、本日のお客様も
カットして、シャンプーして
乾かしたら、普通に直毛でしたね。笑
雑(ラフ)でいいので、ちょいと乾かしてみて下さいね〜◎
髪の毛で、本当に「楽」をしたければ
急がば回れ!
慣れると、楽になりますから◎
どうしてもドライヤーはしない!
っていう方は、ちょっと、私には、救ってあげられない、かなっ♪