カウンセリングをしっかりと行い
スタイルも出来そうなものに決定
スタイリングも自宅で出来そうな内容
ヘアダメージも、まぁ、ここでは「皮膜」を配慮した上でも
許容範囲内だった、という事で話を進めます。
続きです。
さぁ、ではパーマをやりましょう。
シャンプーをして戻ってきます。
そしたら、当然
②そもそもカットは正確か
ここが1番基本で、だからこそ、1番の失敗原因・・・
パーマを出すための、土台がちゃんと出来ていたのか
非常に、シンプルです。
そんまんまです。
ここで失敗していたら
パーマがかかろうが、落ちようが
パーマかける前から既に失敗しています。
32Bみたいなカットして、パーマされている方もお見受けします。
パーマかけたら、おさまり悪くて、髪も傷んできて、
サロントリートメントしに来ました、みたいな・・・
いいえカットです。
たまにカットで上手く出来ないから
パーマかけてクシャクシャ〜ってしてごまかしてる様な
スタイルもあるけど
それも逆ですからね。
カットが上手く出来れば
失敗したかに見えたパーマが成功になったり
数ヶ月たってスタイリング出来なくなったパーマが復活したり・・・
良いカットがあるからこそ、
良いパーマになるんです。
先日もお客様がカット、パーマ、トリートメントでお越しでしたが
パーマもトリートメントも断りました。笑
デローンとはしてましたが、以前にかけたパーマがありましたので、
カットだけで、十分素敵になって帰っていただきました。
え、経営的には失敗?
売上ダウン??
はは、必要のないもの、
価値のないものを売り付けるのは経営でも商売でもない
ただの詐欺だ
・・・あ、その先日のお客様、ブログ見てますか?
お教えしたスタイリングは出来ていますか?
もしそのスタイリングでパーマが出なくなったり
自分で自宅でやるのは、さすがに難しいな、ってなったら
次のパーマの、かけ時、ですよ♪
ヘアスタイルは、結局、カットの良し悪し!
36Bの①カウンセリングでも見ておくべき内容ではありますが
パーマの上にパーマ重ねがけするのは
あんまり綺麗じゃない。
前回かけたパーマも、もちろん髪の履歴の1つ
ちゃんと見て、触診して、活かせるものは活かさないと。
そのパーマのかかっている部分は、
当然その分のダメージがあるし
カール、つまり形だって、残ってるのです。
そこに重ねてパーマしたら
ダメージは絶対に悪化するし、その分もちも悪くなるし
パーマのウェーブがズレて重なる事で、変なカールになることだって
なくはない訳です。
数ヶ月間、かかったまんまだったパーマは、
その形で応力緩和しています・・・そんなに簡単じゃ、ないよ◎
適切なカットと、スタイリング
それで出来ないスタイルの場合に、初めてパーマなどの施術です。
この順番は、絶対です。
またちょいちょい脱線している様な気もしますが・・・
さ、いよいよ、パーマ、かけま・・・
あ、違う
カットはセニングも、ですよ!
穴あける事じゃないですからね!
ちゃんとセニング(毛量調節・質感調節)することで
パーマの見え方も良くなるし、かかり、そのものも良くなります。
ただただ髪の毛に垂直に、ざく、ざく、さくり
とセニングするのとは、ちょいと違いますからね・・・
それは、ただ軽くしただけ、毛先ぼかしただけ
下手すると穴あけたり、
潰したりして無理やりシルエット作ってるだけ・・・
カットの時点でスタイル・フォルムは出来ている!
セニングは余計な重さを取り除くと同時に質感を作る!
この二つがちゃんと意味をもち、連携することで
見た目にも美しいヘアスタイルになり
なにより再現性が高く、扱いやすいヘアスタイルになるのです。
逆にこのカットとセニングを間違えれば
やはり、パーマも失敗します。
さ、パーマいきましょ〜
続く
いつもブワーっとまとめて書いちゃってるので
分かり辛いかも知れないなぁ、と思うyamaBです。
パーマが結果として失敗だったり
失敗とはいかなくても、もういいやっ、てなる理由
それを書いて行こうと思う今日この頃、の続きです。
順番に、見てきましょう。
①カウンセリングは出来ていたか
美容師さんは、ここで可能な限り
パーマをかけるにあたって必要な情報を聞かなければいけません。
そして髪の状態も触診しつつ、疑問点を消していきます。
ここでお客様の協力がとても大切です。
忘れてしまう事ももちろんあるでしょうが
今まで美容室で行った施術や、自宅でのヘアケア、スタイリングなどなど
出来る限り真実を全部話ましょう。
施術を断られたくない一心で、あえて正確な事を言わない
というツワモノがいると噂に聞いた事もありますが
絶対にダメです。危険です。
「失敗しても、ストレートにすればいいや」
なんて考えてはいけません。
パーマをかけた、薬剤を使用した、という事実は消えません。
髪の毛にはちゃんとその傷が、ダメージが残ります。
「失敗しても、バッサリ切っちゃえばいいや」
・・・あ、それなら、良いですよ。笑
でもどうせかけるなら失敗イヤでしょう。
美容師の触診には、限界があります(B)
人間の目で、髪の全てを、中身まで見る事は絶対に不可能です。
見た目、触った感じ、知識、経験・・・
つまり美容師として個人のもっている判断基準と
・・・勘!(B)
で施術を行うのです。
とくに初めて担当するお客様などは、
他店で何をしたのか、どんな薬剤だったのか、なんて
予想以外のなにものでもありません。
とくに近年はハイダメージな髪や
「皮膜」のつきすぎ、酸化した油がこびりついていて
本当の髪が見えない、傷みが見えない髪がとても多いのです。
お客様の証言と、実際の髪の状況
そして希望のスタイルから考えてパーマのレシピが決まります。
場合によっては、
「今回はやらない」という勇気も必要です。
時間を置いて、髪の状態を良くしてからの方が
限りなく少ないダメージで、間違いなく美しいパーマが出来る
という状況も多いのです。
理想を言えば、やはりここで
などのシャンプーなどで、表面の「皮膜」をちゃんと剥がす、
「引く」べきです。
もっと言えば、日々のヘアケアでも使用しないと
1回や2回で取れるほど「皮膜」は甘くありません。
パーマ剤よりも、こっちの方が、大事かも知れませんよ・・・。
どのようなスタイル、パーマにするのかも大切です。
そもそも、これはパーマなのか?
コテなんじゃないのか?
ここを事前に確認しておかないと
ただのパーマでそのスタイルが作れるわけがありません。
最善を尽くしても、それがヘアカタに載っているスタイルと違えば
失敗、という事になりかねません。
お客様が自宅に帰って再現できなくても
失敗、となってしまうかも知れません。
それは、実に勿体ないし、
美容師さんも不本意でしょう。
スタイリングは、最低限、必要です。
もし「何もしたくない」という場合は
そういうパーマにするべきです。
「パーマ出来ない」という事ではありません。
「スタイリングが必ず必要であろうスタイル」は
スタイリングしなきゃ、出来ないのです。
これを伝えるのも、やはりカウンセリングの大切な役目です。
続く・・・
久しぶりの2連休もやはり雨で・・・
でも逆にたっぷりと睡眠がとれて
事実上の「休み」をしっかりとれたyamaBです。
頭が冴えます
やはり、ある程度は寝ないと、ダメですね・・・。
パーマを失敗された・・・
希望と違った・・・
すぐ落ちてしまった・・・
ダレてうまく再現が出来ない・・・
すごく傷んでしまった・・・
ほとんどのお客様が感じたことがありそうな内容です。
そう、おそらく最も失敗の多い美容施術が
パーマネントウェーブ(略してパーマ)
また、現在は失敗されていないし
ちゃんとパーマがかかっている、と思った皆さんも読んで損なし
もしパーマをかけているサロンが「足す」発想のサロンだった場合
見えないだけで、余分に髪を傷めるパーマ
である可能性もあります。
後になって、失敗に気づくことも、あるのです。
こうした現状がまだまだ多いのが原因かなぁと思いますが
現在の美容業界では、パーマの比率がダントツで低いそうです。
しかーし1部では、とてもパーマをするお客様が多い
そんな美容室や美容師さんがいることも確かなのです。
皆さんが、パーマで失敗されたり
髪に余計な事をされ、知らず知らずの内に損をし
傷んだ髪を嘆き、パーマを諦めようかと悩んでいる中・・・
とっても素敵なパーマスタイルを満喫している方々がいる!
という事実。
そう、ちゃんと意味のあるパーマさえかければ
パーマって、簡単にイメチェン出来る、とてもありがたい施術。
スタイリングもしないとダメよ〜とは言うけれど・・・
乾かし方のコツと、寝癖さえとれば
あとはムースとか、クリームとか、バババーってつければ
はい終わりです。
スタイルによっては本当に寝癖とるだけで終了なんてのもあるし・・・
どんなスタイルでも、技術でも、薬剤でも、道具でも
そこにはちゃんと意味がある。
それを勉強し、練習して、使いこなして
その恩恵をお客様へ提供するから美容師なのです。
メーカーさんが持ってきた技術や薬剤を使用して
その1パターンで上っ面だけかすめ取って使用するから事故る。
メーカーさんとして、お店に来る人達は、美容師じゃないから、ね。
たまに元美容師も、いるけれども・・・。
現象や物質に罪はない
パーマ剤に入っている還元剤もそう
シリコンや油、「皮膜」だって同じ
使い方次第で良くも悪くもなる!
十人十色、千差万別なお客様とその髪の毛、
その上で希望するヘアスタイル
そこで何を、どう使用するのかで、結果は全然変わってきます。
1パターンで、良いわけがない。
やりたいヘアスタイル
憧れているヘアスタイル
諦めるのは、まだ、早いかも知れませんよ?
続く・・・と思う。
ヘアカタログや、テレビに出ているモデルや女優さん達
とても華やかで、ヘアスタイルも、もちろん素敵
あのスタイルいいな
次はあんな風にしようかな・・・
・・・成功、しましたか・・・?
今日も口うるさい接客をして参りましたyamaBです(ごめんなさい)
もっと楽に、もっと素敵に、
ヘアスタイルを、本当の意味で楽しんでほしい・・・
そう思うと、ついついシャンプーでツボを狙う指に力が入るし
ヘアケアやスタイリングの話がヒートアップしてしまいます。
もっと早く、もっと上手に、もっと沢山の人に・・・
私が生涯で担当できるお客様の人数なんて、たかが知れています。
いや、美容師1人が担当出来るお客様が、ですね・・・
私が尊敬している大先輩方は、とうの昔にパンク中^^;
もう予約がいっぱい過ぎてとれない・・・
願っても全員が、そんな上手い人には担当してもらえない
「人手」が足りない
だからこそ、1人でも多くの美容師さんが
本気で勉強や練習をして
カットや薬剤の「意味」を理解しなければいけない
髪の傷み状態やカットの状態が限界をこえ
目の前にいるのに、どうする事も出来ない事の歯痒さは
美容師なら、分かるはず
本当に、美容師、なら。
美容業界そのものと、美容を必要とする紳士淑女の皆様のために。
楽しんで、頑張りましょう。
ここでもう1つ大切になってくるのは
それをお客様へ伝える事です。
どんなに完璧なスタイルを作っても
スタイリングが出来なきゃ意味がないのです。
よく雑誌などでも美容師さんのコメントで
「再現性の高いカット」などと書かれていますね。
この「再現性」こそ「スタイリング」のことです。
そもそも「再現」しようとしなければ
「再現」されません。
髪の毛ですからね
形状記憶合金やオートマとは違います。
再現性の「高さ」は、スタイリングが
「より、やりやすい」ですからね。
理論上不可能なくらい0コンマ数ミリもズレのない
完璧なスタイルを作っても
寝癖ついたら終わり^^
前置きが長くなりましたが
ヘアカタやテレビなどで見るヘアスタイルのカタログは
正直、yamaBはあまり使用しません(B)
言われれば渋々もってはいきますが・・・笑
ヘアカタなんてものは
言葉でうまく説明できないニュアンスを
お互いに確認する為だけのもの!
ヘアカタ通りにお願いしたお客様も
逆に、ヘアカタ通りにお願いされて受けてしまった美容師さんも
リスクは高い(B)
とくにパーマとかね・・・
・限りなく重めなスタイルなのに、ハッキリ動きがあるパーマ
・重力に逆らい、髪が宙に浮いているエアリー感
・無造作に入り乱れながらも束感がクッキリ見えるスタイル
なるほど確かに素敵なスタイルがいっぱい載っている・・・
ほぼ全部コテっ!!(B)
おそらく撮影の前にパーマはかけているでしょう。
嘘はついていないでしょう。
仕込みバッチリ、さぁ本番・・・
はいコテっ!!!笑
かーらーのー
オイル!
ワックス!!
スプレー!!!
照明各種!!!!
連写しての奇跡の1枚ドーン!!!!!
「皮膜」で
ツヤッツヤ!!!!!!
自宅での
再現性
高い!?
ね。
美容師さんはまずそこらへんをちゃんと踏まえた上で
ちゃんとカウンセリングして
そのスタイルが、どういう事を意味するのかをちゃんと伝えないとです。
どう見たってコテで巻いてるだろってスタイルを
カットパーマの予約で希望されて
「あ、分かりました〜」って、どうでしたか?
失敗しませんでしたか?
私はしましたよ(B)
・・・あ、カットがちゃんと切れているとか
パーマがちゃんとかけれている事が前提のお話ですからね。
それらが出来ていれば、実際、限りなく近いものは
現場でも出来ますからね・・・その時だけなら、ね。
これは現場で美容師がお客様に説明するべき事なのですが
お客様も、あまり美容師さんに無茶ぶりしないようにしましょう。笑
そしてヘアスタイルにあまり夢を見すぎないようにしましょう。
ヘアスタイルは、とってもアナログで、リアルなものです。
自分の、為ですよ。
結果として、失敗してしまいます・・・からね。
ヘアカタの、それこそ美容師が全力で作り上げた作品を
自宅で再現なんて、普通はまず、無理ですから、ね・・・。
ヘアカタに載っている作品全部の事じゃないですからね
実用的で
優れていて
美しい
形あるもの
機能美
それが、ヘアスタイルに大切な美しさだと、Bは思うわけです・・・。
髪の毛に「優しい」薬
なんとなく、そっちの方が良さそう?やらないよりは、良さそう?
ていうか「優しい」って、何?
その「優しさ」は
サロントリートメントなどと同じく
髪をツヤツヤにして
傷んでいない様に見せる為の成分が入っていると言うこと・・・
知らない間に
サロントリートメントやメンテナンスをセットでやったのと同じ
この時点で、結構、問題だとは思うけど・・・
それでも
普通にやるより、「優しく」て、ダメージ少ないなら、いい?
カラーやパーマは、色を変え、形を変えていく
どんな薬剤であっても、その原理原則は変わらない
そこに存在するのは
薬剤の力が「弱い」か「強い」かという事
他の「優しい」成分で薄くなってしまった薬・・・
でもカラーは染まるし、パーマはかかる・・・
優しくて・・・薄い、のに・・・?
優しくて、ダメージ少ない、のに・・・?
矛盾を、感じませんか・・・?
の、続きー
矛盾というのは、どこかに、無理な「嘘」があります。
いや
「嘘」はついていないのかも、知れませんね・・・
「優しい」=「弱い」とは言ってませんからね(B)
皆さん、とっくにお気づきですね。
「優しい」薬剤は
トリートメントなどの感触向上成分が混入するため
薬剤そのものが薄くなります。
でも、「弱い」と効果は出ません。
そう
薬剤そのものの威力は「強い」んです。
「優しい」=「弱い」じゃないんです。
「優しい」=「ダメージ少ない」でもないんです。
むしろ
モノによっては混入させた成分が、薬剤の浸透を邪魔する事もあるので
通常よりも「強い」薬剤だったりするのです。
結局、髪に何をしたかと言うと
最初に書いた通り
サロントリートメントを一緒にしただけ
見た目がツヤツヤになっただけ
そして「皮膜」によって、更にまた、傷んでいく・・・だけ。
もちろん「優しい」薬剤で、本当に「弱い」ものもあります。
でも「弱い」と、効果が出ませんよね。
これも、非常に単純な事です・・・
通常よりも、熱めで加温したり、長時間放置する(B)
経験、ありませんか?
通常の薬剤ならば、10〜20分で終わっていたはずのものが
威力が同じだったとしても「優しい」バージョンだと、
その「優しさ」の分だけ、20分、30分、40分と伸びていくのです・・・。
結局、他の方法で傷めてる!
そして、お約束の、「皮膜」の餌食・・・
「本末転倒」とはまさにこの事。笑
髪にとって余計な事して
余計に料金が高くなって
余計に髪が傷んでいく・・・
プラス、マイナスで0なら、まだいい・・・
確実にマイナスですからね。
最初から余計なもの付けたり混ぜたりせず
普通の薬剤を、髪の状態に合わせて「弱い」「強い」で調整して
短時間で結果を出し、さっさと薬剤流せば良いだけの話なのです・・・。
薬剤からも余計なものは「引く」!
シンプル イズ ザ ベスト!(発音は悪い!)
カラーは髪を染める
パーマは髪を曲げて形を変える
縮毛矯正は癖を抑えストレートにする
・・・それだけ!
そもそも髪の毛をツヤツヤサラサラに見せる施術じゃない!
あ
1つフォローしときます。
「髪の状態に合わせて適切に薬剤の力を弱く設定した」
=「それで十分効果が出るし、ダメージを最小限に抑えられるから」
という意味で「優しい薬」
と、一言で表現してしまう美容師さんもいるので、注意^^;笑
この違いが分かっている優秀な美容師さん達なら
聞けばちゃんと説明できる方が多いと思いますので
それとなく聞いてみましょう◎
そもそも
施術はそのままで、その薬剤の威力を
「弱い」か「強い」か調整しただけなので、
料金追加とかありませんから、すぐ分かりますよ。
逆に
「優しい」以外に
「傷まない」とか、むしろ「良くなる」とか
なんかとても良い成分が「配合されてるとか」
「高価」とか「より良い薬剤」とか言いだしたら、あやしい。笑
これも同じで、ちゃんと料金聞いてみましょうね・・・
料金が追加になるなら、まず黒。笑
後は、もうね、
栄養補給のメンテナンスとかサロントリートメントを
セットでオススメしてきた場合も、
正直、意味分かっていないか、売上が目的なので・・・もちろん黒・・・
優しく、お断りしてあげましょうね。笑