でパーマをかけたお客様から頂きましたメールに
ご質問がありましたので、ご紹介&回答を載せておきます◎
・・・私のような髪が、あんなふわふわに蘇ったのを
almaが完成する8月と9月に「やまろぐ」という
フリーペーパーだけ、近所に配っただけで
広告も宣伝も一切していないyamaBです。
それでも、少しずつではありますが、
気づいてくださったご新規のお客様から
メールやお電話をいただきはじめております。
ありがたいですね〜
あ、あと玄関のガラスにご挨拶として軽くラクガキしましたね。笑
ホッ○ペッパー?
嫌です。笑
私見ませんしね、あれ。
もちろん「モノ」が悪いわけではありません。
掲載されている美容室の中にも
実力派なサロン様がいるのは事実です。
何でも「使い方」です。
しかし、やはり大半はファスト系ですよね・・・
ホット○ッパーと1部の経営者達の仕掛けた
低料金サロンという「ビジネスモデル」が
美容業界の価格破壊を加速させ
美容師さん達の仕事の幅を狭めた一因には違いなく・・・。
「オプション」や「セット」という
「割引」や「お得」なんていうのは、サービスでもなければ、
そもそも美容技術では、ありませんからね・・・
本当に「お得」なのかも、怪しい始末。
結果として、お客様の髪はダメージが悪化していますしね。
「無駄」な事にお金を使う事は、
ある意味「贅沢」とも言える事で、
ストレス解消にでもなるならば、私は必要な事だと思います。
「娯楽」とはそういうものです。
しかし「損」させられるのは、違うと思っています・・・。
さて、今日は美容師さんからの質問!
前日エアウェーブの件を書いたからかな?
タイトルにもありますが・・・
低温でかけるデジタルパーマって、
どうなんですか・・・?
で、でたー。笑
どうって君・・・
んー・・・これも・・・
注意喚起?(B)笑
もしかして読者の皆様の中にも・・・
やった事ある方いらっしゃるのでは・・・?
まず世間一般の「低温でかけるデジタルパーマ」の説明・・・
メリット
・40〜50度くらいの温度でかけるため、ダメージを大幅に削減。
・システアミンという髪に優しい薬剤を使用するので安心。
・1剤の塗布後そのままかけていくから時間も短縮できる。
・ダメージに合わせた温度設定が出来る。
・結果、しなやかで弾力のあるカールでパーマできる。
などなど
デメリット
・低温で作用が穏やかなので、ハードなカールスタイルには向かない
・パーマがかかりにくい人、縮毛矯正している方など、
髪質によってはカールが出にくい、かからない。
いかがでしょうか?
「なんとなく」良さそうでしょう?笑
チラっ、とそう思った皆様は、ご注意を(B)
でも書きましたが・・・こんなものは「説明」とは言いません。
「低温」 = 「髪に優しい」
という思い込みがあって初めて成立するお話です。
「トリートメント」 = 「髪に良い」
という思い込みと、同じなのです。
こんなのただ時間かかる普通のパーマ(B)
(ウェーブギャップの大きいパーマ
=コールドパーマ)
だけど料金はデジタルパーマとして
普通の倍は取られます。
絶対にオススメ出来ません(B)
では以下にて「説明責任」を果たしましょう。笑
60度以上の熱により髪から水分を抜いていき、
乾燥させ、タンパク変性を利用するパーマ。
コテで巻いた様な力強いパーマをかける事が可能で、
パーマが元々かかりにくい方にもオススメ。
エアウェーブ同様、
ウェーブギャップが小さいパーマをかける事が可能。
でも熱によるタンパク変性の分、他のパーマよりは、
ダメージがどうしても多くなる。
・・・これがデジタルパーマです(B)
もう既に全然違うものだという事が分かると思います。笑
そう
これは縮毛矯正と同じ原理を利用したパーマなのです。
「乾熱式パーマ」とでも呼ぶのでしょうか。
その最もポピュラーな機械の名称が
「デジタルパーマ」なのです。
機械の、名前です。
・40〜50度くらいの温度でかけるため、ダメージを大幅に削減?
温度が低いのでタンパク変性もせず、乾燥もしません。
クリープパーマのつもりでしょうが、クリープパーマという理論は
そもそも間違いなので、やっても何の意味もありません。
クリープパーマについて → 117B 続・エアウェーブって
温めた分、通常よりは強くかかる = 通常よりダメージは大きい
だけです。
※エアウェーブの「乾燥」も50度前後ですが、水分を吸いながら、
同時に温風をかけるから短時間で乾かす事が出来るのです。
・システアミンという髪に優しい薬剤を使用するので安心?
パーマ1剤に使用される「還元剤」の一種ですが、
全てシスチン結合(髪の形を維持している結合の一つ)を切断します。
傷まない理屈がありません。
薬品に「優しい」ものなんてあるはずがないのです。
システアミンがあまりpHアルカリを必要としないし、
毛髪に作用する部位が還元剤によって違うので「そう見える」だけ。
システアミンなんて特別珍しくもなく、普通のパーマ剤にも入ってます。
・1剤の塗布後そのままかけていくから時間も短縮できる?
普通のパーマ1剤をつけた後、
そのまま頭の周りをグルグルと「加温器」で温め、
パーマかかったら2剤をつけて終了する・・・という
普通のパーマ(コールドパーマ)と何が違うのかが逆に分からないのです。笑
「加温器」で温めるよりも温度高めで、満遍なく「加温」出来るから、
やはりその分強くかかる = その分ダメージする・・・でしょうね。
コールドパーマって「温めない冷たいままかけるパーマ」だから、
「コールド」なのに・・・ね・・・
・ダメージに合わせた温度設定が出来る?
元から低温じゃん(B)
自分たちで言ってて分からないのかな・・・?
これも普通のパーマ(コールドパーマ)での「加温器」と同じ。
温めなくても良いし、温度を高くすることも、低くすることも機械で可能。
毛髪のダメージによって薬剤の選定や温度の調節は極普通の当たり前の事。
そもそも、加温って本当はいらないし・・・
almaには「加温器」ありません。 → 111B 品のあるショートって・・・いいよね
・結果、しなやかで弾力のあるカールでパーマできる?
・低温で作用が穏やかなので、ハードなカールスタイルには向かない?
・パーマがかかりにくい人、縮毛矯正している方など、
髪質によってはカールが出にくい、かからない?
もはやデジタルパーマの意味なし!(B)
・・・お分りいただけましたでしょうか?
改めて・・・
低温でかけるデジタルパーマとは
そもそも「乾熱式パーマ」ですらなく、
「デジタルパーマという名称の機械」をただ使用し、
ただ温めただけの「普通のパーマ!」(B)
それで通常より質感が良くなったとしたら、
それはパーマ剤(システアミン)
のおかげではありません。
最初から薬剤に混ぜられている
トリートメント成分(感触向上剤)
による「皮膜」です(B)
デジタルパーマ機は使用しているし、確かに低温のパーマだから・・・
嘘では・・・ない、のか? な?
カールとしては、普通に、ウェーブギャップの大きいパーマ、です・・・
でも機械は使ったし、感触向上成分が入ってる分お薬も原価が高い?
余計に時間もかかってるし、
普通の加温器よりは、満遍なく、加温は出来ているけど・・・
それだけで、料金は・・・倍?
・・・私の言う「損」とは、こういう事ですね
「無駄」すらも、通りこした存在・・・。
・・・やりたいですか?^^笑
※当店では頼まれてもやりませんのであしからず・・・ノ
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ブログに書く事が多くて処理が間に合ってませんyamaBです。笑
ネタ切れするって聞いてたんだけどな・・・
遅くなってしまいましたが、
今月の半ば頃にいただいておりましたメールをご紹介!
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今日の夕飯は半解凍のピラフでしたyamaBです。
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昨日○○にお買い物に行くついでに周辺をリサーチしてきました。1つ路地に入ると、個人の美容院もいっぱいあるんですね。「デトックスシャンプー」(○○円~□□円だったかな。)って書いてあるのを見たけどなんだろう?デトックスって聞くと、女性は特に良さそうなイメージを抱いて飛びつきそうだけど…?ご質問?ありがとうございます。早速ブログの餌食です。笑そもそも髪の毛だって排出器官の1つと呼ばれる事もあります!デトックスの1つとしてシャンプーは実に最適だと判断いたします。almaでもデトックスを導入してみても、いいかも知れませんね♪嘘です。すみません。美容室のメニューの名前は、それぞれで勝手に名付けていいので「デトックス」という単語が出ても不思議ではなく、逆に言うと、誰でもそう名付けようと思えば、つけれます。笑almaのメニューだって、まだ書き直そうと思えば書き直せるので「デトックス」な美容室を目指すことは幾らでも可能はワケです。「デトックス」という言葉の良いイメージが「なんとなく」前提にあり、美容室がソレをサービスとして提供し、上記の様に、私のような美容師が、それを肯定したのを見て・・・一瞬、信じませんでしたか?ぶっちゃけ信じたと言う方素直で良いと思います。でもお気をつけ下さい^^笑なにかに、似ていませんか?そう、まるでサロントリートメントなどの話とそっくりですね・・・「デトックス」と聞いてみなさんは、どういうイメージなのでしょうか?デトックス : 身体から老廃物や毒素、不純物を排出する事で健康を図ろうとする方法。ザックリとした、概要です。ですが、大体、皆さんもそんな感じ〜と思ったでしょう?「なんとなく」身体に良さそうですね?で、です結局どういう事か、分かりますか?老廃物って、つまり何でしょう?毒素って?不純物!?笑「排出」したとこ、見たことあるの!?私はありません。説明も出来ません。あ、「不要物の排出」ならトイレで・・・あります。そもそも何がどの様に健康になるのか、データすらない・・・・・・え?足の「むくみ」がとれる?それ、リンパです。重力の影響です。じゃなければ病気かも知れないので、ちゃんと病院へ。そして最もリンパの流れや「むくみ」解消に有効と言われるのは・・・睡眠。笑そう、マッサージなどのような意味合いでの、「デトックス」に科学的根拠は、今のところ無い!結局何をどのように排出するかも、曖昧なまんま!そう、今やデトックスとは、イメージの世界の話。誤解のないように書いておきますが、違う意味合いでの「デトックス」なら、本当にあります。笑「デトックス」は、本来「解毒作用」という意味での立派な「医学用語」です。アルコールの依存症や、薬物依存症の患者からそういった薬物(原因)の類を排出・取り除く事で治療を図るもの、です。「医療行為」なんですよ。そういう良さそうな意味合いの言葉をそのまま「商品」に転用するイメージ戦略・・・よくあるお話・・・売り文句も、曖昧ですし犯罪には、ならない。流行りが終わるまでの間、とりあえず皆が一回でも試してくれれば、それでもう元が取れるように計算されて売り出されるのです。デトックスが流行ったのは、もう結構前・・・多分ダイエットブームの頃だったように思います。そういえばコラーゲンボールとか、どこいったかな?(´-`)前にもどっかで、似たような事、書いた気がしますが・・・美容師は医者じゃない!しかもシャンプーかいっ!!笑毛穴の汚れがキレイに取れるとか、髪、頭皮がキレイになるとか、マッサージ効果があるとか、そういう様をデトックスと、表現したかったのだろうと・・・思われます。シャンプーって元々そういうもん。笑料金からしてみて・・・おそらく、なんらかの専用のシャンプー剤で洗った後になんらかの専用のトリートメントをつけて頭皮のマッサージしたり、温めてみたり、するのでしょう・・・きっと、ただの、ヘッドスパ♪マッサージやツボなど、東洋医学とは、また別のお話ですからね。ただ、デトックスっていう単語は、そういう事ですよ、というお話です。リラクゼーションの1サービスとして、とくに私からは否定も肯定も、いたしません◎頭のマッサージは、単純に、気持ちが良い♪おわり