質問

2016年01月08日
はてなブックマーク

 

 215B ロングにウェーブギャップ「大きい」パーマ

 

でパーマをかけたお客様から頂きましたメールに

 

ご質問がありましたので、ご紹介&回答を載せておきます◎

 

 

 

 

 

 ・・・私のような髪が、あんなふわふわに蘇ったのを

 

みなさんに見ていただけて嬉しいです。
 
あっ、でも私カラーはまだしたことがないので
 
白髪染めをする時がきたら、初のカラーを
 
yamaBにお願いしたいと思います!
 
 
 それと1つ不思議に思ったことがあるのですが、
 
パーマ独特のにおいがありますよね。
 
今までは2日ぐらいで消えていたんですが、
 
シャンプーすると今日も少しわかるんですが、
 
何かが違うんでしょうね?
 
どういう原理なのかな?と
 
毎日気掛けて観察するようにしていたので。
 
良し悪しでなく、何か理由がありそうだったら
 
教えてくださいね~
 
 
 
 ※メールの一部分を抜粋し掲載しております。
 
 
 
 
 ありがとうございます◎
 
絶賛ふわふわ中という事で安心しております^^
 
 
 
 
 
 パーマ後の、俗に言う「残臭」について
 
でございますね〜。
 
今回のように以前からパーマをかけていた方には
 
思い当たる部分があるかも知れません。
 
 
 
 
 
 これね、実はなかなか、難しいお話でございましてね。笑
 
一応、ザックリとは書いておきますが、
 
苦手な方はスルーしてください。笑
 
 
 
 
 
 この「残臭」はパーマの1剤の化学反応によるものです。
 
まずパーマ1剤の中には「還元剤」というものが入っており、
 
髪の中の結合である「シスチン結合」を
 
化学反応により「還元」させるものです。
 
 
 
 
 1剤で「還元」させ、形を変え、2剤で「酸化」する。
 
という化学反応を髪の毛の中でさせる事で
 
髪の形そのものを変え「戻らないようにする」
 
それがパーマなのです。
 
 
 
 
 よくアルカリを除去するなんて書きますが
 
還元剤の力や作用を促すために必要なのが
 
このアルカリ(pH)なわけです。
 
 
 
 
 この「還元剤」は数種類あってですね
 
それぞれ浸透の具合も違えば、還元の具合も違い
 
力を発揮するpHもバラバラなわけです。
 
 
 
 
 普通の美容室で昔からよく使われている還元剤が
 
チオグリコール酸とかシステインとか。
 
よくチオ、シスと呼ばれるものです。
 
 
 
 
 チオは今でもド定番ですが
 
うちではシスは使用しておりませんね。
 
還元力が弱いので「優しい」みたいに勘違いされていますが、
 
逆にアルカリが高い場合が多いです。
 
だって弱いから、pH高くしないと、そもそもパーマかからない。笑
 
 
 
 
 
 で、近年増えてきたのがシステアミンという還元剤。
 
システアミンは低いpHで働いてくれるんですね。
 
almaでも使用しているパーマ1剤の還元剤は
 
「複数還元」でして、
 
従来のチオ単品ではなく、このシステアミンも混ざっております。
 
 
 
 
 簡単に言えば、
 
それぞれの還元剤の「良いとこどり」しよう・・・って事なんですが、
 
この、システアミンが、残臭が多いんですね(B)
 
 
 
 
 還元剤で還元反応をさせると
 
髪の中でミックスジスルフィドが形成されます。
 
このミックスが髪に残留する事で「残臭」があるんですね。
 
逆に言えば残臭しているってことは
 
ちゃんと還元したって事になるんですが。
 
 
 
 
 ミックスをいかに減らすか・・・
 
という事はダメージの観点からも必須項目で
 
そのためパーマをかける際色々と小細工をさせていただいてます。
 
 
 
 
 しかし完璧になくす・・・というのはなかなか難しく
 
チオと比べてシステアミンのミックスは、数が多い分、小さく
 
ダメージには繋がりにくいんです、が、
 
とにかく、その数が、多いもんですから
 
従来のチオ単品のパーマ剤よりも
 
長いこと残臭してしまいやすいんですね・・。
 
 
 
 
 
 パーマのかかりや質感から考えると
 
とってもいいやつなんですけどね〜
 
アルカリも低めに出来るので、幅広い髪質、状態で
 
より安心安全な施術が可能になりますからね。
 
 
 
 
 
 あ、でもシステアミンだから
 
アルカリなし!ダメージもなし!
 
とか言うのは「嘘」なんで騙されないように。笑
 
 
 
 
 カラーの脱色なんかと同じ。
 
「脱色」している時点で、もうダメージですから。
 
 
 
 
 パーマも「還元」している時点で、それはダメージなのです。
 
アルカリのある・なしでダメージは判断できません。
 
 
 
 
 アルカリはサポート役みたいなもんなんです。
 
パーマをかける = 
 
パーマというデザインに必要なダメージを加える
 
です。
 
還元してるって事は、シスチン結合は切断されています。
 
その還元剤の「浸透を助け、反応を助ける」のが、アルカリ。
 
切断しておいて、ダメージなし!ダメージ毛でもOK!
 
は・・・誇大広告でしかない。
 
 
 
 
 
 あくまでも髪の毛の状態に、より合わせやすくなったよ!
 
還元する部位がちょっとずつ違うから、
 
合わせる事でより質感も良くなったよ!
 
くらいに思ってください。
 
 
 
 
 めっちゃ強靭な髪ならpHは高くしないと効かないし
 
かと言ってカラー毛などハイダメージ毛に
 
pH高い薬剤使用したら、
 
パーマかかる以前にアルカリでやられてしまう・・・
 
ということですからね。
 
 
 
 
 
 結局は、
 
いかにバランスよくアルカリと還元剤を使いわけ
 
いかに髪の状態に合わせ、
 
いかに可愛いデザインでパーマをかける事が出来るか。
 
そこが美容師の知識と腕の見せ所。
 
還元剤が何を使用しているかなんて、そんなに問題ではないのです。
 
縮毛矯正でも一緒ですね。
 
なんでもかんでもノンアルカリでシステアミンとか
 
バカの一つ覚えでしかありません(B)笑
 
 
 
 
 ・・・ん
 
これくらいに、しときましょうかね・・・^^;
 
なんか、つっぱしっちゃってスミマセン・・。
 
あんまり、記事の内容は、気にしないでください。笑
 
 
 
 
 システアミンは、今までより
 
髪のダメージをコントロールしながら
 
パーマをかけやすくしてくれる頼もしい仲間。
 
還元はするからミックスできるし
 
数が多いから今までより残臭が多い。
 
ので、今後はよりミックスを減らせるように
 
=より残臭を減らせるように
 
頑張っていきますね!
 
・・・ここだけでいいです。笑
 
 
 
 ここテストでますよ〜
 
ありがとうございました〜^^
 
 
 
2015年10月30日
はてなブックマーク

 almaが完成する8月と9月に「やまろぐ」という

 

フリーペーパーだけ、近所に配っただけで

 

広告も宣伝も一切していないyamaBです。

 

 

 

 それでも、少しずつではありますが、

 

気づいてくださったご新規のお客様から

 

メールやお電話をいただきはじめております。

 

ありがたいですね〜

 

あ、あと玄関のガラスにご挨拶として軽くラクガキしましたね。笑

 

 

 

 

 ホッ○ペッパー?

 

嫌です。笑

 

私見ませんしね、あれ。

 

もちろん「モノ」が悪いわけではありません。

 

掲載されている美容室の中にも

 

実力派なサロン様がいるのは事実です。

 

何でも「使い方」です。

 

 

 

 

 しかし、やはり大半はファスト系ですよね・・・

 

ホット○ッパーと1部の経営者達の仕掛けた

 

低料金サロンという「ビジネスモデル」が

 

美容業界の価格破壊を加速させ

 

美容師さん達の仕事の幅を狭めた一因には違いなく・・・。

 

 

 

 

 「オプション」や「セット」という

 

「割引」や「お得」なんていうのは、サービスでもなければ、

 

そもそも美容技術では、ありませんからね・・・

 

本当に「お得」なのかも、怪しい始末。

 

結果として、お客様の髪はダメージが悪化していますしね。

 

 

 

 

 

 「無駄」な事にお金を使う事は、

 

ある意味「贅沢」とも言える事で、

 

ストレス解消にでもなるならば、私は必要な事だと思います。

 

「娯楽」とはそういうものです。

 

しかし「損」させられるのは、違うと思っています・・・。

 

 

 

 

 

 

 さて、今日は美容師さんからの質問!

 

前日エアウェーブの件を書いたからかな?

 

タイトルにもありますが・・・

 

 

低温でかけるデジタルパーマって、

 

どうなんですか・・・?

 

 

で、でたー。笑

 

どうって君・・・

 

んー・・・これも・・・

 

 

注意喚起?(B)笑

 

 

 114B エアウェーブって

 

 

もしかして読者の皆様の中にも・・・

 

やった事ある方いらっしゃるのでは・・・?

 

 

 

 

 

 まず世間一般の「低温でかけるデジタルパーマ」の説明・・・

 

 

メリット

 

 ・40〜50度くらいの温度でかけるため、ダメージを大幅に削減。

 

 ・システアミンという髪に優しい薬剤を使用するので安心。

 

 ・1剤の塗布後そのままかけていくから時間も短縮できる。

 

 ・ダメージに合わせた温度設定が出来る。

 

 ・結果、しなやかで弾力のあるカールでパーマできる。

 

などなど

 

 

 

デメリット

 

 ・低温で作用が穏やかなので、ハードなカールスタイルには向かない

 

 ・パーマがかかりにくい人、縮毛矯正している方など、

  髪質によってはカールが出にくい、かからない。

 

 

 

 

 いかがでしょうか?

 

 

「なんとなく」良さそうでしょう?笑

 

 

チラっ、とそう思った皆様は、ご注意を(B)

 

 

 122B プロとしての責任とは?

 

 

でも書きましたが・・・こんなものは「説明」とは言いません。

 

「低温」 = 「髪に優しい」

 

という思い込みがあって初めて成立するお話です。

 

「トリートメント」 = 「髪に良い」

 

という思い込みと、同じなのです。

 

 

 

 

 こんなのただ時間かかる普通のパーマ(B)

(ウェーブギャップの大きいパーマ

 =コールドパーマ)

 

だけど料金はデジタルパーマとして

 

普通の倍は取られます。

 

絶対にオススメ出来ません(B)

 

 

 

 

 

 では以下にて「説明責任」を果たしましょう。笑

 

 

60度以上の熱により髪から水分を抜いていき、

 

乾燥させ、タンパク変性を利用するパーマ。

 

コテで巻いた様な力強いパーマをかける事が可能で、

 

パーマが元々かかりにくい方にもオススメ。

 

エアウェーブ同様、

 

ウェーブギャップが小さいパーマをかける事が可能。

 

でも熱によるタンパク変性の分、他のパーマよりは、

 

ダメージがどうしても多くなる。

 

・・・これがデジタルパーマです(B)

 

 

もう既に全然違うものだという事が分かると思います。笑

 

そう

 

これは縮毛矯正と同じ原理を利用したパーマなのです。

 

「乾熱式パーマ」とでも呼ぶのでしょうか。

 

その最もポピュラーな機械の名称

 

「デジタルパーマ」なのです。

 

機械の、名前です。

 

 

 

 

 ・40〜50度くらいの温度でかけるため、ダメージを大幅に削減?

 

 

 温度が低いのでタンパク変性もせず、乾燥もしません。

 

クリープパーマのつもりでしょうが、クリープパーマという理論は

 

そもそも間違いなので、やっても何の意味もありません。

 

 

クリープパーマについて → 117B 続・エアウェーブって

 

 

温めた分、通常よりは強くかかる = 通常よりダメージは大きい

 

だけです。

 

※エアウェーブの「乾燥」も50度前後ですが、水分を吸いながら、

 

同時に温風をかけるから短時間で乾かす事が出来るのです。

 

 

 

 

 

 ・システアミンという髪に優しい薬剤を使用するので安心?

 

 

 パーマ1剤に使用される「還元剤」の一種ですが、

 

全てシスチン結合(髪の形を維持している結合の一つ)を切断します。

 

傷まない理屈がありません。

 

薬品に「優しい」ものなんてあるはずがないのです。

 

システアミンがあまりpHアルカリを必要としないし、

 

毛髪に作用する部位が還元剤によって違うので「そう見える」だけ。

 

システアミンなんて特別珍しくもなく、普通のパーマ剤にも入ってます。

 

 

 

 

 

 ・1剤の塗布後そのままかけていくから時間も短縮できる?

 

 

 普通のパーマ1剤をつけた後、

 

そのまま頭の周りをグルグルと「加温器」で温め、

 

パーマかかったら2剤をつけて終了する・・・という

 

普通のパーマ(コールドパーマ)と何が違うのかが逆に分からないのです。笑

 

「加温器」で温めるよりも温度高めで、満遍なく「加温」出来るから、

 

やはりその分強くかかる = その分ダメージする・・・でしょうね。

 

コールドパーマって「温めない冷たいままかけるパーマ」だから、

 

「コールド」なのに・・・ね・・・

 

 

 

 

 

 ・ダメージに合わせた温度設定が出来る?

 

 

 元から低温じゃん(B)

 

自分たちで言ってて分からないのかな・・・?

 

これも普通のパーマ(コールドパーマ)での「加温器」と同じ。

 

温めなくても良いし、温度を高くすることも、低くすることも機械で可能。

 

毛髪のダメージによって薬剤の選定や温度の調節は極普通の当たり前の事。

 

そもそも、加温って本当はいらないし・・・

 

almaには「加温器」ありません。 → 111B 品のあるショートって・・・いいよね

 

 

 

 

 

 ・結果、しなやかで弾力のあるカールでパーマできる?

 

 ・低温で作用が穏やかなので、ハードなカールスタイルには向かない?

 

 ・パーマがかかりにくい人、縮毛矯正している方など、

  髪質によってはカールが出にくい、かからない?

 

 

 もはやデジタルパーマの意味なし!(B)

 

 

 

 

 

 ・・・お分りいただけましたでしょうか?

 

改めて・・・

 

 

 低温でかけるデジタルパーマとは

 

そもそも「乾熱式パーマ」ですらなく、

 

「デジタルパーマという名称の機械」をただ使用し、

 

ただ温めただけの普通のパーマ!」(B)

 

それで通常より質感が良くなったとしたら、

 

それはパーマ剤(システアミン)

 

のおかげではありません。

 

最初から薬剤に混ぜられている

 

トリートメント成分(感触向上剤)

 

による「皮膜」です(B)

 

 

 

 

 

 

 デジタルパーマ機は使用しているし、確かに低温のパーマだから・・・

 

嘘では・・・ない、のか? な?

 

カールとしては、普通に、ウェーブギャップの大きいパーマ、です・・・

 

でも機械は使ったし、感触向上成分が入ってる分お薬も原価が高い?

 

余計に時間もかかってるし、

 

普通の加温器よりは、満遍なく、加温は出来ているけど・・・

 

それだけで、料金は・・・倍?

 

 

 

 

 ・・・私の言う「損」とは、こういう事ですね

 

「無駄」すらも、通りこした存在・・・。

 

 

 

 

・・・やりたいですか?^^笑

 

 

 ※当店では頼まれてもやりませんのであしからず・・・ノ

 

 

 

 

 

 

 

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 【ブログのしおり】

 

 

 0B    「はじまり」と「まとめ」

 

 15B 一撃必殺白髪染

 

 35B パーマを失敗する理由。

 

 55B どこで働けばいいか分からない。

 

 75B 続・ラストスパート!

 

 95B ショートこそバランスが命

 

 

2015年10月27日
はてなブックマーク

 ブログに書く事が多くて処理が間に合ってませんyamaBです。笑

 

ネタ切れするって聞いてたんだけどな・・・

 

 

 

 

 

 遅くなってしまいましたが、

 

今月の半ば頃にいただいておりましたメールをご紹介! 

 

 

 

 

 メッセージ本文:

 

 

 疑問が発生しました。
 
DM(商品の宣伝広告)で
 
「砂漠化した頭皮を根元ケアしてトップにボリューム、毛先に艶と潤い」
 
これは加齢による頭皮の乾燥を解決するらしいけど。
 
 
 yamaBが使っている炭酸!!
 
これは
 
・血行を促進し、栄養を行きわたらせる
 
・毛穴の詰まりを除去してクリアな頭皮に
 
・毛穴を引き締め根元からふんわり
 
 
 それと「オイル」
 
濃密にオイルで頭皮に潤いケア
 
・人間の頭皮に近いマカデミアナッツオイルが保湿
 
 ツバキオイルが酸化しにくくUVカット効果あり
 
さらに「美容成分配合」
 
・23種類の美容成分がスカスカになった頭皮の内部を補修し、
 
 それを逃がさないように炭酸がキューティクルをピタッと閉じる。
 
 仕上げはオイルでキューティクルをコーティング。
 
 まるでコンディショナーを使ったかのように滑らかな指通りへ。
 
 
 23種類の美容成分って何かは書いてないけど、
 
これだけ聞くと焦るでしょ。
 
そしてくせ者が補修という言葉。
 
 
 少し前なら、買ってたかもしれないけど、
 
ちょっとまてよ!
 
と思ったので・・・
 
 
 yamaBにカットしてもらった時、
 
記憶違いでなかったら、ツバキオイルも
 
良くないんじゃなかったかな?
 
記憶違いだったらゴメンナサイ。
 
 
 
 
 
 
 ありがとうございますm(_ _)m
 
 
 
 
 
 ちょっとした「炭酸ブーム」が起きたようで、
 
近年こうした「炭酸」×「なんらかの成分」
 
で構成された商品がたくさん出回っているそうです。
 
相変わらずですねぇ・・・
 
 
 
 
 パッと見・・・
 
 
仕上げはオイルでキューティクルをコーティング。
 
まるでコンディショナーを使ったかのように滑らかな指通りへ。
 
 
いやもうそれコンディショナーじゃない?(B)笑
 
そんなものを、頭皮にも付けてOK?
 
肌と、髪、どっち用なの???
 
という疑問がわいてきます。
 
 
 
 
そしてくせ者が補修という言葉。
 
そうそう、そういう事なのです。笑
 
 
修復では、ない(B)
 
 
補修って、つまり、お化粧みたいな事ですからね。
 
お化粧して、肌そのものが良くなりますか?
 
 
 
 
 almaでも確かに炭酸は使用しております。
 
炭酸って、ただ
 
 
二酸化炭素が溶け込んだ水
 
 
それだけです(B)
 
 
それ以上でも、以下でもありません。
 
 
 
 
 お肌の血行促進などは本当です。
 
汚れなど余計なものを除去する力も、ただの水より上です。
 
しかも弱酸性なので優しいです。
 
髪の毛も等電点で嬉しいです。
 
 
 
 
でもやっぱそれだけです(B)
 
 
だからこそ良い!
 
 
 
 
 肌や髪に、ちょっとした刺激と優しさで良い影響だけを与え、
 
そのまま何事もなかったかのように去っていく・・・
 
後には何も残さない
 
そんなハードボイルな兄貴
 
それが二酸化炭素の溶け込んだ炭酸泉やジェルなのです。
 
 
 
 
 
 
 なぜそこにオイルやら何やらが入っちゃうのか(B)
 
 
 
 
 
 台無しです。
 
リンス イン シャンプーみたいなものです。
 
「足す」事と「引く」事を混ぜてしまい
 
何がしたいのか分からないのです。
 
結局あとに残るのは、油だけ。
 
 
 
 
 また世の多くの炭酸商品の多くが、
 
いかにも炭酸な感じで「シュワシュワ〜」としていると聞きます。
 
おそらく、こちらの商品もそんな感じなのだろうと思います。
 
 
シュワシュワしている炭酸は、効き目ありません(B)
 
 
容量と、地上では気圧が変わらないのですから、
 
色んなものを混ぜたり、入れ込むほど、入り切れなくなりますよね?
 
許容量、というものが物質にはあります。
 
つまり、無理やり容器内で圧を高め、
 
1時的に押し込んでも、出て行きやすい。
 
 
シュワシュワしてるって事は、
 
 
水に溶け込めていない
 
 
という事です。
 
大気中に二酸化炭素として出て行ってしまっているのです。
 
 
 
 
 そうではなく、
 
二酸化炭素が溶け込んだ状態
 
でなければ意味がないのです。
 
あ、そりゃ容器から出した瞬間はプシューっとはなりますが
 
後は静かなもんですよ、本物は。
 
ずっと泡状態じゃ、効果がないのです・・・
 
 
 
 
 多分、炭酸は、ただシュワシュワするだけで
 
「わ〜炭酸が効いてる〜」
 
と思ってもらうだけの、ただの
 
演出効果
 
になり下がっているのではないかと思われます・・・。
 
 
 
 
 椿油についても、せっかくなので書いておきます
 
確かに天然物で高価な物です。
 
椿油、というもの自体は、もちろん良いものです。
 
が、その良さは
 
 
人間の肌や髪には関係あるの?(B)
 
 
椿の為の油です。
 
人の為のものではありません。
 
抗酸化作用などと言いますが、
 
確かに椿油は他の油に比べて酸化し辛いです。
 
髪にもめちゃくちゃ良く張り付きます。
 
とっても重めの油です。
 
1度つければ、とってもツヤツヤピカピカになります。
 
 
だからヤバイのです。
 
 
スッゲー「皮膜」になるって事だからです(B)
 
 
その辺のマイルドなシャンプーでは落ちもしません。
 
食器用洗剤くらい威力が必要です。
 
・・・食べた方が、いいのでは・・?
 
 
 
 
 ただ、椿油 = 悪い
 
ということにはなりませんからね!
 
正直、その商品の
 
配合成分の種類や、それぞれの配合量など
 
全体のバランスで見た時にどうなのか?
 
という話なのです。
 
椿油が、一般的に「100%」で売られている事が多いので、
 
それを髪などにつけると重すぎるし剥がれないしで
 
大変な事になりまっせ、という事です。
 
やっぱり、食用、かなぁ・・・
 
 
 
 
 今日言える事は、
 
そういう油の類と、炭酸を混ぜてしまい、
 
しかも頭皮用なのか髪用なのかも良く分からない
 
という点で・・・あまりオススメは出来ないかなぁ・・・と思いました◎
 
ありがとうございした〜^^
 
 
 
 
 

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 【ブログのしおり】

 

 

 0B    「はじまり」と「まとめ」

 

 10B 縮毛矯正の注意

 

 30B almaはトレーニングルームでもあるのです。

 

 50B 続々々・パーマを失敗する理由。

 

 70B 続々・残りは自分で仕上げる件

 

 90B 美容師としての矜持

 

 

2015年09月17日
はてなブックマーク

 

 メッセージ本文:

 

 

 
 ある美容院
 
お店の前で読んできました。
 
 
 
 なんか環境にいいのかな?
 
 
 髪にいいのかな?
 
 
 
よくわからなかったので、帰ってからネットで検索してみました。
 
そしたら「水パーマ」とかで化学物質で傷んだ髪を健康的に
 
蘇らせるという感じのもの。
 
○ー○○ですって。
 
DO-Sとの違いって何でしょう?
 
 
 
 
 ※メール内の質問を載せてもいいかな?という範囲で掲載。
 
 
 
 
 ※以下、yamaBの個人的な見解です。笑
 
 
 
 
 
 お水系の話ですね!
 
結構探すと、たくさん出てくる出てくるお水様。
 
化学的な根拠は、載ってない。笑
 
 
 
 これですね?
 
 
 
 天然水のエネルギーバランスを最大限に利用した蘇生する水のシステム。
 
市販のシャンプーには有害な化学物質が含まれていることがほとんどです。
 
この水を使用した「水パーマ」「水カラー」では、
 
そういった化学物質で受けた地肌(頭皮)のダメージを優しく緩和し、
 
健康的な髪本来の美しさを蘇らせます。
 
傷みやすい方や肌の弱い方、
 
クセ毛で広がりやすい方などに最適なクリニックシステムです。
 
 
 
 
・・・魔法?(´-`)
 
 
 
 
治癒の、水系魔法・・・RPGですね?
 
 
 
 
 
んん〜まず、文章の構成が下手過ぎて、
 
何が言いたいか、いまいち分かりませんが・・・
 
逆にそれを狙ってるのでしょうか?
 
 
「なんとなく」良い感じに見えるように書いて
 
「核心」には一切触れないよう、
 
はぐらかしている様にも読めますね・・・
 
 
 
 
 
 結論から申し上げると、
 
 
水は・・・水です(B)笑
 
 
健康に良さげな、飲料用の天然水を、普通に口から飲んだ方が
 
絶対に、いい^^
 
髪に・・・つけられても・・・ね。
 
水素結合は、切れるでしょう。笑
 
 
 
 
 なのに、そういう「蘇る」なんて書き方してるってことは
 
使用すると何かしらの、見た目か手触りに、変化があるのでしょう。
 
 
天然水つけただけで、髪が変わったら、たまらん。
 
 
つまり、なんか、混じってる、水
 
処理剤なんかと、大して変わらないんじゃないかと、思います・・・。
 
 
 
 
 過去の記事ですが、調べてくれている美容師さんもいますね
 
 
 
 
 
成分
 
水、BG、ペンチレングリコール、セルロースガム、酸化チタン、
リン酸Ca、シクロデキストリン、シルク、フェノキシエタノール、
メタリン酸Na、メチルパラベン、ケイ酸(Na/Mg) 
 
 
 
 
これ・・・天然水?^^
 
 
 
 
どうもこの成分、俗に言う
 
「化粧水」みたいなものらしいですね・・・。
 
 
 
 
地肌(頭皮)のダメージを優しく緩和し、
 
 
 
この事を、言っているのかな?
 
 
 
 
 有害な化学物質
 
 
・・・を、どうするの?
 
書いてないし、全然分かりませんが
 
成分の中にある「シクロデキストリン」
 
これは簡単に言うと
 
 
「油など臭いの原因となる疎水成分を吸着しちゃう」成分です。
 
 
嫌な臭いなどを、とってくれます。
 
 
・・・まぁ
 
 
ファ○リーズです
 
 
 
 
 人に判断できるのは
 
見た目、手触り、臭い、くらいですから
 
ここらへんさえ、何か良くなれば
 
効いてる!って感じは、するのかも、知れませんね。
 
サロントリートメントや処理剤なんかの
 
攻め方と似た様なものですね・・・
 
 
 
 
んん〜私も、まだまだ勉強不足
 
分からない点もたくさんありますが
 
少なくとも、この水は、使わないでしょうね・・・
 
 
むしろ、薬剤が薄まって、失敗する原因です。
 
 
余計なモノは、入れなくてよろしい
 
「引く」施術には、必要なし♪
 
 
 
 
 
 あ、私だって、カラーやパーマで水は使いますよ〜
 
 
水道水^^
 
 
 
 
 
 簡単に書きましたが、結局、もう
 
髪はどうしたって傷むし
 
どうやってもその部分は治りはしない
 
・・・ここに尽きると、思います。
 
 
 
 
 
DO-Sの商品とは全然まったく違いますよ〜^^笑
 
 
なにが1番違うか・・・
 
 
そこに、嘘がない。笑
 
 
「髪はどうしたって傷むし、どうやったって治らない」
 
という事実を認めた上で、
 
「皮膜」など、出来るだけ髪に余計な事をせず
 
「引く」施術を可能にしてくれるのが
 
DO-Sの商品たちなのです。
 
2015年09月07日
はてなブックマーク

 今日の夕飯は半解凍のピラフでしたyamaBです。

 

 

 

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 昨日○○にお買い物に行くついでに周辺をリサーチしてきました。
 
1つ路地に入ると、個人の美容院もいっぱいあるんですね。
 
 
「デトックスシャンプー」(○○円~□□円だったかな。)って
 
書いてあるのを見たけどなんだろう?
 
 
デトックスって聞くと、女性は特に良さそうなイメージを抱いて
 
飛びつきそうだけど…?
 
 
 
 
 ご質問?ありがとうございます。
 
早速ブログの餌食です。笑
 
 
 
 
 そもそも髪の毛だって排出器官の1つと呼ばれる事もあります!
 
デトックスの1つとしてシャンプーは実に最適だと判断いたします。
 
almaでもデトックスを導入してみても、いいかも知れませんね♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 嘘です。
 
 
 
 
 
 すみません。
 
 
 
 
 
 美容室のメニューの名前は、それぞれで勝手に名付けていいので
 
「デトックス」という単語が出ても不思議ではなく、
 
逆に言うと、誰でもそう名付けようと思えば、つけれます。笑
 
almaのメニューだって、まだ書き直そうと思えば書き直せるので
 
「デトックス」な美容室を目指すことは幾らでも可能はワケです。
 
 
 
 「デトックス」という言葉の良いイメージが
 
「なんとなく」前提にあり、
 
美容室がソレをサービスとして提供し、
 
上記の様に、私のような美容師が、それを肯定したのを見て
 
 
 
 
 
・・・一瞬、信じませんでしたか?
 
 
 
 
 
 ぶっちゃけ信じたと言う方
 
素直で良いと思います。
 
でもお気をつけ下さい^^笑
 
 
 
 
 
 なにかに、似ていませんか?
 
そう、まるで
 
 
サロントリートメントなどの話と
 
そっくりですね・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 「デトックス」と聞いて
 
みなさんは、どういうイメージなのでしょうか?
 
 
 
 
 デトックス : 身体から老廃物や毒素、不純物を排出する事で
 
         健康を図ろうとする方法。
 
 
 
 
 
 ザックリとした、概要です。
 
ですが、大体、皆さんもそんな感じ〜と思ったでしょう?
 
「なんとなく」身体に良さそうですね?
 
 
 
 
で、です
 
 
 
 結局どういう事か、分かりますか?
 
 
 
 
老廃物って、つまり何でしょう?
 
毒素って?
 
不純物!?笑
 
 
 
 
 排出」したとこ、見たことあるの!?
 
 
 
 
私はありません。説明も出来ません。
 
 
あ、「不要物の排出」ならトイレで・・・あります。
 
 
 
 
 
 そもそも何がどの様に健康になるのか、データすらない・・・
 
・・・え?
 
足の「むくみ」がとれる?
 
それ、リンパです。重力の影響です。
 
じゃなければ病気かも知れないので、ちゃんと病院へ。
 
そして最もリンパの流れや「むくみ」解消に有効と言われるのは・・・
 
 
睡眠。笑
 
 
 
 
 そう、マッサージなどのような意味合いでの、
 
「デトックス」に科学的根拠は、今のところ無い!
 
 
結局何をどのように排出するかも、曖昧なまんま!
 
 
そう、今やデトックスとは、イメージの世界の話。
 
 
 
 
 
 誤解のないように書いておきますが、
 
違う意味合いでの「デトックス」なら、本当にあります。笑
 
「デトックス」は、本来「解毒作用」という意味での
 
立派な「医学用語」です。
 
アルコールの依存症や、薬物依存症の患者から
 
そういった薬物(原因)の類を
 
排出・取り除く事で治療を図るもの、です。
 
 
「医療行為」なんですよ。
 
 
 
 
 そういう良さそうな意味合いの言葉を
 
そのまま「商品」に転用するイメージ戦略・・・
 
よくあるお話・・・
 
売り文句も、曖昧ですし
 
犯罪には、ならない。
 
 
 
流行りが終わるまでの間、とりあえず皆が一回でも
 
試してくれれば、それでもう元が取れるように計算されて
 
売り出されるのです。
 
デトックスが流行ったのは、もう結構前・・・
 
多分ダイエットブームの頃だったように思います。
 
 
 
 
 
 そういえば
 
コラーゲンボールとか、どこいったかな?(´-`)
 
 
 
 
 前にもどっかで、似たような事、書いた気がしますが・・・
 
美容師は医者じゃない!
 
しかもシャンプーかいっ!!笑
 
 
 
 
 
 
 毛穴の汚れがキレイに取れるとか、
 
髪、頭皮がキレイになるとか、
 
マッサージ効果があるとか、そういう様を
 
デトックスと、表現したかったのだろうと・・・思われます。
 
 
シャンプーって元々そういうもん。笑
 
 
 
 
 
 料金からしてみて・・・おそらく、
 
なんらかの専用のシャンプー剤で洗った後に
 
なんらかの専用のトリートメントをつけて
 
頭皮のマッサージしたり、温めてみたり、するのでしょう・・・
 
 
 
 
きっと、ただの、ヘッドスパ♪
 
 
 
 
 マッサージやツボなど、
 
東洋医学とは、また別のお話ですからね。
 
ただ、デトックスっていう単語は、そういう事ですよ、というお話です。
 
 
 
 
 
 リラクゼーションの1サービスとして、
 
とくに私からは否定も肯定も、いたしません◎
 
頭のマッサージは、単純に、気持ちが良い♪
 
 
 
おわり
 
 
 
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